crawl around the world

いろんな事を書こうと思っていましたが、アマゾンプライムの映画感想を書くコーナーになっています。メジャーな映画が挙がってこない?そう、永遠の夢追い人だから…

映画宣伝の本を読んでみました

映画秘宝という雑誌があり、内容的には中高生が喜びそうな(いい意味です)ものなのですが、いいおっさんがそんな雑誌に惹かれる部分もあり、その記事のテイストの本があったので読んでみました。

映画宣伝ミラクルワールド 特別篇 - 株式会社洋泉社 雑誌、新書、ムックなどの出版物に関する案内。

著者とはおそらく一回り違うと思うのですが、自分が地方に住んでいた子供の頃、親に連れられていった作品が幾つか記憶にあり、大人になってその宣伝の裏側を知れた気がしました。

自分がリアルに体験したのは、ほんの最後の数章でしょうか。ヘラルドの地元、ということもあり、ヘラルド好きな部分が有ったのですが、この本を読んで好きな理由が少し理解できました。

最後の章で出る「ハートブルー」は今でも非常に印象に残っている作品ですが、当時の宣伝はほとんど記憶に残っていないです。受け持つパート(劇場公開、レンタル、DVD販売、オンラインも?)も色々有ったと思いますが、映画って誰のものなの?という疑問が自分の中で解消できていないです。

映画好きはこれからも変わらないと思いますが、見る場所や方法がどのように変わっていくのか、寿命が来るまでに色々体験しておきたいです。

 

子供に教えるセキュリティを考える

情報処理推進機構IPA)が運営している、「ここからセキュリティ!」というサイトが有ることに気づいて、ちょっとアクセスしてみました。

 

www.ipa.go.jp

 

セキュリティを分かりやすくということで作られたのか、デザインは親しみやすい感じです。そのメニューに「セキュリティクイズ」という挑戦的な項目があったので、小学生向けの「インターネットものしりクイズ」にチャレンジ!

結果は「セミプロ」でした…

子供向けと甘く見て、問題をよく読まなかったり、うっかりするとこうなってしまいます。

ただ、子供用と言いながらFlashPlayerが必要とか、子供が使うパソコンの管理を大人がしているかどうか、的なことも含めてセキュリティクイズか!?とか深読みする場面もあることはあります。

 

他の社会人のコースも色々楽しめそうです。警視庁の「デジタル・フォレンジッククイズ」は「え、これデジタル・フォレンジックに関係あんの?」という問題はともかく、舞い散る花びらが集中力を削ぐなかなかのスグレクイズと思います!

処理のコスト

初めての仕事はデバイスドライバ作成でした。

 

パソコンのOSがDOSの3.0とかの頃に、パッケージソフトのプロッタや画面表示用のデバイスドライバと言われるもののプログラムを作成するのが人生初のお仕事でした。

 

画面表示は16色で画面サイズが640x480とか、とまた懐かしい方面に進んでいきそうなので軌道修正しますが、今みたいにライブラリが揃っているわけでは無いです。線を書く、四角を書く、という程度のライブラリしか無いので、画面表示でプルダウンメニュー的なものを作るとなると、ここから線で書いて、ここは四角で、という感じで作った記憶があります。

 

その中で、プログラム本体から「ここにこのサイズでメニューを出せ」的な指令が来たら、上から1ピクセルずつ、メニューの左枠ー>中のボックス→メニューの左枠という感じで作り、できた~とQA部に出すと「表示が遅すぎる!」とのこと。

環境にもよったのですが、QAのパソコンだと確かに遅い。普通だとパパっと出るところが、1行ずつ画面上で書かれているのがわかるくらい遅いのです!

 

いろいろ考えて、1行ずつ書くと遅いので、全体のサイズは受け取っているからその中の四角、右枠、左枠、下枠、と4つを簿\ボックスで書くようにすると、遅いパソコンだとやっぱり書かれている途中はわかるのですが、明らかに前よりは早いので、そもそものプログラムを使用することに集中できる様になりました。

 

最近の話に飛びますが、プログラムやSQLだとコストが高くつく処理があったりしますが、事前にコストのおおよそを知ることができたり、そもそも他の方たちの知見が色々ネットで共有されていたり、と昔のようにコストも考えずにやっていた(自分だけかもしれませんが)ときに、そんなツールや知見が共有されていたらなぁ、と思ったりもしてみました。

 

おい、何の話や!

へぇ、昔話だす

おあとがよろしいようで…

 

日劇閉館に思うこと

有楽町の日劇が閉館というニュースが出ていました。

 

若い頃は土日は映画を映画館で見る日、というくらいの勢いで、渋谷をメインに映画館巡りをしておりました。そのため、日劇は東銀座のシネパトスとか銀座でしか見られないところで、時間が合うときに時々行くところでしたが、大きい劇場で公開初日時に近寄ると入り口からの行列がすごいことになっていることが時々記憶にありました。

 

渋谷メインだったということで、自分がいちばん好きだった劇場は渋谷パンテオンです。これもすでにヒカリエに変わってしまい、そもそも跡地は映画館が無い状態です。時代の流れには逆らえませんね。

 

さて、渋谷パンテオンファンタスティック映画祭とか一人参加でしたが、夜中の眠い状態でホラー映画を見るのも楽しみでした。最近の映画館にはなくなってしまいましたが、2階席というのがあり、見やすいわけではないですが2階席の一番前から映画を見る、ということも異空間のようで楽しかったことの1つです。

 

映画館を無くすな!とは時代の流れからしても言えませんが、やっぱり映画館で映画が見られなくなるのは少しさびしいですね。

 

とこれで終わってしまうと、映画館マニアのおっさんが何か言ってるみたいな記事で終わりそうなので、今後のことを考えましょう。

何度目かのブームを乗り越えて、ようやく日の目を見そうなVR。映画はすでに出来上がったものを平面のスクリーンで見る(3D映画などもあることはありますが)のが基本ですが、主人公の周りにいる状態で映画が進んでいったらのめり込み度はすごいかもしれません。出来上がった絵を鑑賞するのが今までの映画だとすると、出来上がる過程を見ながらストーリーを体験する、という感じでしょうか。

 

もしくはホログラム的な形で映像を出せる様になると、頭につけなくて良いのでVR以上に自然な状態で仮想の映像を見ることになり、臨場感は高くなるかも。

 

さらに、目から入る情報は結局脳で変換された情報になるので、脳に直接映像を送り込むことも想定されます。そうなるとリアルマトリックスですな。

 

これからどんな映像の見方ができるんでしょう、死ぬ前に体験できるくらいのものができると嬉しいです!

英語勉強中!

思い立って英語を勉強中です。教室に通ってのレッスンです。

 

多少はできるという自負はあったのですが、TOEICを受けても数年成績が上がらない状況が続いていました。年齢的にもそろそろ少し多めのお金を払って習い事をするもの最後かと思い、えいっとやってみることに。初回のレッスンで判定してもらい、多少は理解できるものの、基礎やボキャブラリーが少ない、ということで、全くの初心者の次のレベルからの開始です。

 

4月から始めて4ヶ月、週2くらいのペースで通い、日本語から英語への頭のスイッチの切り替わりがだいぶスムーズになってきました。テキストにそって、ノーマルな使い方、挨拶の返し方、定形の文章など色々覚えることはありそうです、なかなか使う機会が無いのが残念ですが。

 

今日はWhat kind of~の流れで、映画の話になり、マーベル・コミックの映画が好きだ、と伝えたところ、講師も同じ年齢くらいの男性で「マーベルとDCがライバルで、DCにはスーパーマンバットマンワンダーウーマンがいるが、マーベルはスパイダーマンがメインで他にアイアンマンやハルクなど色々いるよ」という話から、「小さい頃のcartoonは、ワーナー・ブラザーズとハンナ・バーベラがライバルで…」と色々教わりました。

 

他の講師の話では、絵を見て状況を説明するレッスンで、「これはDVDレンタルかDVDショップのどちらでしょう?」という話から、「アメリカのDVDレンタル屋ってこんな感じなの?」と質問したら「アメリカのレンタル屋はほとんど無くなってNetFlixに変わっちゃった。DVD自動レンタル機もあったけどおいてあるところはレアだね」という話になりました。

 

英語自体を勉強するのも楽しいですが、英語を通して外国の文化を直接聞けることも楽しく続けられるもう1つの理由かも、と思いました。

フランス映画祭2017が始まるそうです

ネットでフランス映画祭2017がそろそろ始まる、という話を見つけ、独身で横浜で開催されていたことのことを思い出して検索してみると、アーカイブなんてのがありました。

横浜はフランスのリヨンと姉妹提携していることで、もともとは横浜でフランス映画祭が開催されていました。自分が参加したのは3回目くらいからかな、インターコンチネンタルホテルに隣接するホールで開催されていました。

今はわかりませんが、当時は鑑賞券以外に握手券的なものを購入する形式だったでしょうか、ロビーの辺りで監督や出演者の方が出てきて、写真や交流などできるくらいな近い感じの映画祭でした。

 

AirFranceやペリエのブースなどが並ぶ中、開場を待つのが非常に楽しみでした。記憶に残っているのはドーベルマンで、それに出演していたヴァンサン・カッセルが非常にかっこよく、新しいフランス映画の流れを感じることもありました。

自分にとってのフランス映画はジェラール・ドパルデューに作られたと行っても過言ではない、濃い体験でした。

 

www.unifrance.jp

映画の劇場公開期間が短いぞ!

 

せっかくの休み+平日で混んでいないと思ったので、久しぶりに映画を見ようと思い、「ゴースト・イン・ザ・シェル」と「トレインスポッティング2」の上映スケジュールを調べてみました。

すると、4月上旬公開にも関わらず、5月頭でもうすでに公開している劇場がかなり少ない(というか一部時間しか公開していない)、また日本語吹き替えしかやっていない(しかもそれも同週にほぼ公開終了)という状況で、結局あきらめざるを得ませんでした。

単館公開で2週間、劇場ロードショーとDVD販売のときに書くためのアリバイ映画もよくありました(逆にそういうのはかなり惹かれましたが、スケジュールがなかなか合いませんでした)が、昔に自分が映画を映画館で見ていたときは、もう少し長かった気もします。

映画館のタイプが単館からシネコンに代わり、さらに1日のうち上映時間を区切って複数作品を上映することでいろんな映画を見られる=いろんな客層にアピールできる、という時代のニーズかもしれませんが、本当に見たいもの(大ヒット映画以外)は開始直後に見ておかないと映画館で見れない時代になったのはおじさんにとっては寂しいような気もします。

ただ、amazonプライムとか家でもレンタルできる時代になってもいるので、やっぱり映画館で映画をみるのは贅沢な楽しみだったのかもしれません。家の地下にホームシアターを作るのが夢、というのをテレビ番組で色々見てきましたが、ビルの一室で超高級な設備を用意したプライベートシアターで、公開直後の映画を見るということが今後の贅沢なのかも、と少し想像してみると、その未来も面白そうかと。 

将来の仕事のスタイルについて

AIが人の仕事を奪う、というひと昔のSF小説のような世界がだんだん身近になり、自分の仕事の意義も考えさせられる状況になってきました。

 

映画だと、コンピュータに管理された世界で抑圧される人類が闘う!というディストピア映画をよく見た気がします(B級好きなので余計偏っていたかもしれませんが)。ただ、そこでその人々の生活って余り語られなかった気がします。日々の食料を得るための方法、病気の時の対応、学校、その他いろいろ。。。

 

結果的にコンピュータが管理する、というかコンピュータが人々の管理の多くを手助けする社会になったとして、今まで人間が行ってきた仕事の多くはコンピュータ・ロボットが代替してくれることになり、それらの懸念点が解消されれば受け入れてよい将来になるのではないかと個人的には考えています。

 

食料を得るために、仕事をして賃金を得るのではなく、国からの年金的なもので対応する。病院はオンラインで診察が24時間受けられ、そこから緊急であれば自動で救急車的なものに乗せられて病院に送られる。学校は今までの企業で働くための記憶やルールに従う能力ではなく、芸術などの創造的な部分が多くなる気がします(もちろん基礎的な学力としては必要ですが)。あるいはスポーツとして記憶力や応用力を問われる競技的なものとして、国語・数学・社会・理科などなどは逆に専門能力として特化していくかもしれません。それこそ人間のクイズチャンピオンとして。

 

そのため、既得権益者との戦いはあると思いますが、仕事から解放されて本当に自分がやってみたかったことを進められる未来がくるような期待をしています。

 

自分が年老いたときに、まだ完全にその切り替わりを見ることはおそらくできないでしょうが、コンピュータのメモリの一部として存在を許されて、子供の成長を見続けられ、社会の変わりようを見聞きでき、そして感動で涙できるような未来になってほしいと最近思います。

ペンプロッタ愛 HPGL編

プロッタのお話HPGL編です。HPGLとはHewlett Packard Graphical Languageの略で、プロッタにデータを送るときに使用される言語です。データを見ると結構わかりやすいデータです。

HPGLが利用された背景は、データを受ける側のメモリサイズが少なかったためではないかと考えています。昔のプロッタはPCもそうですが内蔵メモリはかなり少なかったはずです。そこでペンを動かす順にデータが送信されるため、送信を行いながらペンが動き、徐々に図形が描かれていくことになります。

ちなみに下の図はアプリのサンプルとして入っていたデータで、スペースシャトルのコロンビアですね。今の時代だと、えぇっと思われるかもしれませんが、2Dで断面図を書いています。懐かしいっす!

http://www.hexagon.de/gif/hpgl_1e.gif

 

 

昔はPCに接続できるのはRS-232Cやパラレルポート(おっさんが食いつきそうなワードですね…、自分も含まれますが)で、RS-232Cだと上限が9600ボーなので、大きめの図面だと送信中になってから図形を書き終わるまで、ペンが動くのを眺めることになります。まあ、これがきっかけでペンプロッタの愛らしさに気づくわけですが。

 

今思うとHPGLはLOGOに近いと思われ、初心者でもとっつきやすいのではないかと感じています。

Wikipediaから探し見てると、新OSでもそういう言語を見直す動きがあったようで、URLがありました。ただ、少し見てみましたが、更新は止まっているようです。

https://processing.org/

http://www.hv-a.com/hackaplot/

 

ただ、processing.orgのほうは今でも使えるのかな、サンプルムービーを見ると、昔のWindowsで線を描く、みたいな内容で懐かしくもあり、また理解しやすい内容ではないかと思いました。

 

黒い画面に16色の範囲での線が描かれることで興奮していましたが、それを思い出すためにまた、少し手を出してみたいなと思う言語です。

ペンプロッタ愛

そもそもプロッタと言って話が通じるのは一部の業界の人達でしょうか。自分が始めての仕事としてプロッタに関わり、その動きの可愛らしさや特定の作業をするために作られたロボットの悲哀を感じるようになり、今でも時々見かけると「おぉっ」と気を引かれる様になってしまった、プロッタを愛する男の話を書いてみます。

 

初めての社会人での仕事は、プログラムから図面を印刷するためのプロッタや、図面をデータとして取り込むためのデジタイザ(今で言うところのペンタブレットです)ドライバのローカライズでした。というと年もばれてしまいますが。

プロッター - Wikipedia

プロッタとはWikiを見てもらうと良いですが、図面は基本的に線が殆どでそのデータはベクターで保存されているので、そのデータに合わせて「ここからここに線を引け」というデータが送られると、ペンなどを持って書いてくれる機械です。

 出力先が紙なので、大きいものだとA0とかからA3,4辺りに出すこともあり、それに合わせてプロッタにも大小があります。

 

A4くらいだとフラットベットタイプになり、紙を平面に固定しペンがその上を移動して線を描いていきます。その動きとして例えば、配置した紙の隅の位置を調べるために、ペンが動きます。これが実際に見ていただきたいところなのですが、「スココココ…コンコンコン(端のあたりに来た時に紙の厚さを見ている?)」という動きをしてから、ペンのベースポジションに移動してようやく「さあ書くで~」みたいに書き始めます。(これは自分が触ったことのある一部機械のみなので、会社によっては違う動きだったりすると思います)

自分が好きだったのはカルコンプです。MAXからも出ていた記憶があります。

https://encrypted-tbn0.gstatic.com/images?q=tbn:ANd9GcRz8852lZMG8nAuOfQWNndPkewTAZVxo6uJcNC3gyZxaabNb0K8

 

大判(A1,A0)の紙だと、紙をローラーの上に置き、X軸はローラーでY軸はペンが移動するものになります。例えると布団干しみたいな感じでしょうか。一番上のところをペンが移動し、横は布団が移動する感じです。

※フラットベッドもあるようですが自分は使ったことがないです。

こちらも「スココココ…」と紙の端を調べるものもありました。他はどうだったかな?

こちらは動き出すとなかなか派手+うるさいです。大きく丸を書くときなどはペンも動くし紙も移動します。武藤やHP(自分のときは横河HPでした)をよく使っていました。

https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/f/f5/Plotter_Gerber_Infinity.jpg/220px-Plotter_Gerber_Infinity.jpg

 

プリンタだとジャムるという言葉がありますが、プロッタだとペンの勢いに紙が負けてビシャーと破けることがたまにあります。あと紙が移動するので機械の中でジャムることもあります。ジャムると後始末が結構大変でした。ただそれも「お前やらかしちゃったなー」と親になった気分で後始末していました。

 

だらだらと書いてしまいましたが、今思うとデジタルだけどアナログチックな動きがなんとも言えない味を出していた機器だといまだに思います。

今度はHPGL系の話を書いていきたいと考えています。