crawl around the world

いろんな事を書こうと思っていましたが、アマゾンプライムの映画感想を書くコーナーになっています。メジャーな映画が挙がってこない?そう、永遠の夢追い人だから…

ロボットは人を幸せにできるのか

マリオットのデモの原因は、シーツなどの交換を少なくして環境を守ろう!というところに対し、ハウスキーパーの仕事を奪うということです。ただ、やっぱり仕事をへらすと給料も減ることになり、単純労働をしなくて良くなる=高尚な作業に振り向けられる、ということがイコールにならないのが現状です。

うん十年前の若かりし自分は、フロッピー上で動くバッチファイルが「ガッチョン、ガッチョン」と自動で処理を進めていくことに感心して、「これからはコンピュータが雑用をこなして、人間はそれらの仕事をしない時間で音楽や芸術に才能を振り向けられることになり、良い時代が来るんだ!」と目をキラキラさせていたように思います。

ただ、実際のところ、クリエイションに興味のない人は多く、逆に消費するだけの人が多いとわかってきました。そうなると(自分も含めて)単純作業を人がこなさなければならなかった時代から、コンピュータやロボット(RPAなど)がその作業を代わりに実行して、不要な人件費を減らす時代になり、消費するだけの人は収入を得るために抵抗せざるを得ず、デモなどの活動をすることになるのかなあ、と悲観的な未来を考えてしまいます。

タイトルに書いた、「ロボットは人を幸せにできるのか」は単純に答えを出せない気もしますが、結局適応力を求められる時代になっており、うまく適応できた人が幸せになれるのかも(幸せは心の持ちようではありますが)、なんて思ったりしました。