crawl around the world

いろんな事を書こうと思っていましたが、アマゾンプライムの映画感想を書くコーナーになっています。メジャーな映画が挙がってこない?そう、永遠の夢追い人だから…

似すぎることも欠点?理想に一致するのに決められないワケ(東京カレンダー風)

「さっきのは偶然だったのか」

A司(33)は東京駅に向かう丸の内の賑わいの中、戸惑いながらも嬉しさに困惑しながら、考えていた。自分の理想としていた女性に二人も同時に出会ってしまったためだ。

大手証券会社に務めるA司は、それなりにイケメンということもあり、寄ってくる女性には困らないのだが、理想が高くてなかなか恋愛まで踏み込むことができなかった。近づいてくる女性は、高収入の男性をゲットすべく自己主張の強い女性が多く、少し付き合った時に軽い喧嘩になった場合でも、「自分は悪くない」を押し付けてきて、更にはヒステリックに頭から湯気を出すかのように怒り出すことがよくあり、これが続いたことで恋愛にも少し引き気味になっていたのは事実だ。

ただ、先程立ち寄った店で偶然理想に近い女性を二人も出会ってしまった。W子とT子だ。自分の勤務先を伝えても動じない、というかあまり興味が無いようで、また性格もおっとりした感じの受け答えで、今まで付き合ってきた女性とは正反対。二人の違いとしては身長くらいか、T子のほうが背は高い。A司は180cm程度なので、165cm程度のT子は顔も近くなり、逆に緊張してしまう距離だ。W子は少し小さめ155cm、見つめる距離は少し離れるが、話す距離としては申し分無い。

そしてふたりとも現在は彼氏募集中とのこと。なぜこんな子に彼氏がいないのか、という気もするが、やはりガツガツ女子に奪い取られてしまうとのこと。このチャンスは逃したくないが、どちらも良いが決めきれず…こんなことをしているうちに思い出してしまうのは例のことわざ。どうすれば良いんだ、誰か決めてくれ、とも思ってしまう。こんなことをしているうちにまた年を越してしまうのか…

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