crawl around the world

いろんな事を書こうと思っていましたが、アマゾンプライムの映画感想を書くコーナーになっています。メジャーな映画が挙がってこない?そう、永遠の夢追い人だから…

「ザ・ディテクティブ 殺人レクイエム」(2:13)には混乱させられる

ザ・ディテクティブ 殺人レクイエム(字幕版)

「ザ・ディテクティブ」って目を細めてみると暗号っぽくない?ね?…え、普通に読める?…よし行くぞ!

酒に溺れてプロファイラーを離れていた男が、ある事件をきっかけに戻ってきた。その事件は以前に担当した事件に手口が似ていたので、引き続き担当することに。そして同様の事件が何度も発生する中、過去の事件で死んだはずの女性からメールが届くようになったという連絡が被害者の夫から入るようになる。この関連はあるのか…という感じの内容。

うーん、観ていたけどよくわからない。そして知らないうちに犯人が捕まっていて、という状態。寝ていないはずなのに何だこれは!これがこの映画のマジックなのか?!(多分観てるつもりで意識が飛んでいたと思われ…)

謎マジックを体験してみたいあなたにオススメ!(いや、マジックなのか…)

「ロンドンゾンビ紀行」(Cockneys vs Zombies)は期待以上!

ロンドンゾンビ紀行(字幕版)

どうもテレワーク続きで肩が凝っていないですか?そんなあなたに一日一回ゾンビムービーですよ!よし行くぞ!

祖父とその友人に優しくされながら育った兄弟が、祖父が入っている老人ホームが閉鎖されると聞き、お金をなんとかしようと銀行強盗に入る。しかし出る頃には警察に囲まれていた。そして人質を取って出ようとすると警察はいなくなっていた。街にゾンビがはびこり警察もゾンビ化していたのだ。祖父の老人ホームにもゾンビが押しかけているかもと、助けに行くが…という感じの内容。

笑えるゾンビ映画ってやっぱ良いよね、これですよ!笑いの感じのイギリスっぽくていいです。更に後半のパッケージにもあるように老人が銃をぶちかますのですが、楽しそうですね、やってみたいわい。

ステイホームで疲れ気味のあなたにオススメ!

 

「リロード ReLOAD」(Beta Test)は誰が主人公?

リロード ReLOAD(字幕版)

「アップグレード」は前向きだけど、こちら派後ろ向きのパッケージでなんか似た感じがするんですが、実際どんなでしょうか。

有名なゲームのベータテスターの主人公のもとに新作ゲームが届き、実際に操作をしてみると普通のゲームにあるような仕組みがあまり見られない。実はゲーム会社に楯突いたエンジニアに、そのエンジニアが開発した人間を操作する機械をセットして動かしていた。それを知らない主人公はゲームの関門をクリアするために銀行強盗をするが、実際のニュースでそれが流れていることを知る。しかし、会社に派遣された男たちに家を囲まれて逃げることができない。ゲームを続けるが、主人公と操られている男の逃げる方法はあるのか…という感じの内容。

他の映画でもあるとは思うけど、実際に動かしちゃうと面白いね。しかもエンジニアと言う割に操られる方はムッキーのようで、操られているとはいえつえーのよ!車で移動も実際に移動しているんだけど、人や対向車が見えないから、何人か轢いちゃってんじゃないの?というくらいぶっ飛ばすのがまた良いっすね。

そして本拠地に乗り込むと大きなビルと大き気な階段で、なぜか銃を使わず格闘で戦うという、何を血迷ってるんだというアクションシーンが長く続くけど、嫌いじゃないよ!更にボスの待つ部屋に乗り込むと、部屋ちっちゃ!エントランスと比較すると1LDKですか?という感じ。しかもそこから外のテラスにつながってるけど、テラスも狭っ!!でも、それも味があってよし!(いいんかいな…)

格闘ゲームを実写でやってみたいあなたにオススメ!(操られる方ね…)

「ダスト・ウォーカー」(The Dustwalker)はスピルバーグとS・キングの要素が入っているそうな

ダスト・ウォーカー(字幕版)

斜めのパッケージにしてみてちょっとイケてる感を出してますが大丈夫なんでしょうか。

オーストラリアの小さな町に隕石が落ち、それから何かが感染して人がおかしな行動を取るようになってきていた。周りの街に連絡を使用にも連絡塔の故障で連絡が取れず。修理人も感染してしまい修理ができない状態だった。町の外に出るにも周りは砂嵐で底を抜けても街に戻ってしまう状態で、やがて感染した人たちを回収するかのように集めまわる生物が現れた…という感じの内容。

グロいシーンやじっくり動いてなにか出てきそうな雰囲気を醸し出すところは多いんですが、それが殆どでモンスターもちょっと出たら終わってしまい、という感じ。先っちょだけで終わってしまった感じ(何の先やねん…)。ちょっと売り文句書いた人に、どの辺りにスピルバーグとS・キングを感じたのか、原稿用紙50枚でレポート出して欲しいもんだ。ただ、そういうもんですよ、B級の当たり外れって。それもまた楽し、です。ここはあえて続編で残った謎を解決しきってもらいたい!(というかそのつもりだったりして…)

「あれ、ちょびっと見切れてるのはエイリアン?!」と思ったあなたにオススメ!

「モーガン・ブラザーズ」(100 Bloody Acres)はコメディでしょ!

モーガン・ブラザーズ(字幕版)

パッケージを見ると白髪の婆さんがチェーンソー持って暴れまわる的な内容かと思ったんですが、どうなんでしょう。

フェスに行く予定の3人が車の故障で立ち往生をしており、そこに通りかかったトラックで送ってもらおうとしたら、そのトラックには死体が積まれていた。そして工場に着くと、その死体を使って肥料を作っていた。3人は肥料にされる予定だったのだ!その工場から逃げることは出来るのか…という感じの内容。

パッケージの白いのはビニールの帽子だったんですね。タイトルのフォントからわかるけど、ホラーじゃなくてコメディだよね。グロっぽいシーンもあるけど直接見せるのはあまりしていないし、ファミリー向けかもね(勧めていいんかいな…) こういうのは嫌いじゃないね。オーストラリアン頑張って続編作ってくれ!

人が死んだり血が出たりするけど笑いが欲しいあなたにオススメ!

 

「ブラック・スマイル」(A Stranger with My Kids)は俳優メインの人の監督2作目

ブラック・スマイル(字幕版)

よくある表と裏のある人ということなんだけど、パッケージは別人に見えるのは照明の人がいい仕事している?それともスペシャルエフェクツしてる?

精神科医をしている主人公は夫を事故でなくし、子供二人を育てているが、ベビーシッターを雇うことにし、見た目の良い青年が子供の扱いもうまそうだったので雇うことにした。主人公には付き合っている男がおり、プロポーズもOKしたが、子供を任せてでかけたときに禁酒していたと思ったら大量のビールなどの空き瓶が置かれた部屋で眠っており、別れてしまう。しかしそれはベビーシッターの罠だった…という感じの内容。

TV映画らしく、それなりに見られてあっさり終わるという感じで、どう見ても続編無いぞという低予算映画で続編を匂わす終わらせ方をするものが多いので、逆にいい印象ですね。監督は俳優でかなりの作品に出てる方がやっているようです。ベテラン俳優の為せる技なんでしょうか、それなりにまとめてしまうのは。

ベビーシッターを雇おうとしているあなたにオススメ!(日本じゃほぼいないぞ…)

 

「メタル・トルネード」(METAL TORNADO)はトルネードにルー・ダイアモンド・フィリップスと一部ファンにはたまらない

メタル・トルネード (字幕版)

トルネードって風なんだけど、メタルってなんやねん?!ヘビーメタルから来てる?ツェッペリン風ということ?どういうことか検証してみましょう!

エネルギー企業に務める主人公は太陽のフレアから地球にエネルギーを転送する仕組みを研究し初回のテストは成功したが、一部エネルギーがロスしたことに気づく。それと同時に磁場がおかしくなり、店にあったものが飛んでいく超常現象が発生したと警察にも連絡があった。実際にその店を調べた主人公は父親の力を借りて磁気の竜巻が移動していることに気づく。そしてそれはパリでも発生しており、パリの街もひどい状態になったが、アメリカの街は救えるのか…という感じ。

なんということでしょう!我らが師匠ルー・ダイアモンド・フィリップス主演ですよ!TVムービーとはいえ見逃せない!(誰得やねん…)

まぁメタルトルネードというのが斬新ではあるけど、それ以外は普通なディザスター映画です。パッケージや粗筋だとディダスター押しなんだけど、気にしない!アメリカも救うがパリも救えよ!とか言わないの!

メタルトルネードに吸い込まれてみたいあなたにオススメ!

「親しい隣人」(Unter Nachbarn)はドイツ製サスペンス

親しい隣人

パッケージからするとすげーインディーズ映画かと思いきや、ドイツ製なんですね。そう言われるとパッケージもきっちりしていそうな気がしてきたぞ。

都会生活が嫌になり田舎に引っ越して来た記者が、隣の家の親しくなりバーに行くが、帰り道で人を轢いてしまう。しかし、既に死亡しており見られてもいないので逃げてしまう。その後、警察から聞かれるが車ではなく電車で帰ったことにしてアリバイ工作をする。そして隣人が持ち主に黙って車を盗んで湖に沈めていた。記者はその事故の担当になり被害者の葬儀に出るが、そこで出会った被害者の姉と恋人関係になる。そこから事件が発覚することを恐れた隣人が撮った行動とは…という感じの内容。

うーん、タイトルもうちょっとひねられなかったんかいな、という印象。タイトルが良ければもうちょっと気にする人がいた気もするんだけどね。ただ、内容はなかなか良い。隣人も人付き合いがあまり無いためか、普通っぽいけどちょっと怖いかもという感じが出ていて良いですね。ストーリー的にはありがちではありますが、最後まで引き込まれてみていましたよ。

引っ越してまだ隣の人に挨拶していないあなたにオススメ!!

「バンドスラム」(Bandslam)は青春ファミリー映画

バンドスラム (字幕版)

もうパッケージがアメリカン!って感じですよね。なんででしょうか。

冴えない高校生は母親と暮らすが、学校でいじめられており転校を望むほどだったが、母親の仕事の都合で運良く転校し、新しい生活をと意気込むがやはり馴染むのが難しい。そんな中、クラスのカリキュラムとして誰かのことを調べて発表するということで、変わり者の女の子と組むことになる。そんな中優しさを見込まれて保育室の世話を任されていたがそこからバンドを組んでバンドスラムに出場することに…という感じの内容。

観ての通り、主人公の男一人に女性二人といういびつな関係なので、2つの話が進む事になり粗筋も無駄に長くなりがちで。内容的にはティーン映画の定番的な内容です。いろいろな困難に出会いながらも乗り越えて成功を掴む、という感じなので、出来杉君が出そうなくらい出来すぎなラストですが、ある程度わかってみているので安定の品質と言えるでしょう。母親のバンドに対する立ち位置もなかなか良いですね。こういう設定嫌いじゃないです。

「あぁ、もう一度青い春を送ってみたいものじゃわい…」と腰が曲がっているあなたにオススメ!

 

「隕石が落ちた夏」 (Les météorites)は自分の中では超フランス映画っぽい感じ

隕石が落ちた夏 (字幕版)

あぁ、もうパッケージがフランス映画ですよね。タイトルがフランス語だけに…きれいに落ちたところで、よし行くぞ!

テーマパークでバイトする高校生の主人公は、ある時隕石が落ちるところを見る。その後であった男といい感じになるが、その男は既婚者だと聞く。そして男が国に戻ったと聞き、急に隕石が落ちた場所を探しに行く…という感じの内容。

正直言って大したことをしていない高校生の日常を描いた映画で、ちょっと違うのは隕石というところでしょうか(恐竜のテーマパークでバイトするのもなかなか無いけどな…)。とはいえ、このストーリーの脈絡の無さというか、映画にするにはあまりに大きな事件が起きないという。主人公もやんちゃというかグイグイ自分で進んでしまう、フランス人というイメージが自分にはぴったりな感じの人ですね。(あくまで自分の印象ですので…)

フランス映画でホッとしたいあなたにオススメ!