crawl around the world

いろんな事を書こうと思っていましたが、アマゾンプライムの映画感想を書くコーナーになっています。メジャーな映画が挙がってこない?そう、永遠の夢追い人だから…

「レッドコード」(Charismata)の「実はこの映画…」の後出し感

レッドコード(字幕版)

女性刑事が銃で頑張る映画ですな、というパッケージなんですが、内容はどんな感じなのでしょう。

工場の地下で猟奇殺人が行われ、同様の事件が3件起きていた。それを調べるチームのレベッカは、この場所を投機目的で売買していた会社の人物を疑い捜査をすすめるが、途中で自分が犯人だと自首をする人物がいた。そしてその人物は目を盗んで自殺をしてしまう。事件解決かと思ったが、レベッカが不思議な現象を見るようになり…という感じの内容。

猟奇殺人を追うチームの活躍!という感じの映画と思っていたのですが、途中から雲行きが怪しくなり、あれれーと思ったらそっちの方にいってしまった、というB級映画だとままある展開なのですが、そういくとは思っていなかったので予想外!後半最後の方だけじゃなくて半分くらいから匂わせても良いんだけど、自分の鼻が効かなかったのか。しかし、〇〇はそんな簡単によべるのかいな。変な思想を持つからやめろというのが日本な気がするが、これができちゃうアメリカンはある意味すごいかも。

よーし、おじさんもこれみよがしにタンスにチェーンつけて大事なもの入れちゃうぞ!(大事なものってなんだ…)

 

「野球狂の詩」は現役ノムさんが見られる貴重作品

野球狂の詩

水島ワールドはいろいろあるのですが、私はあぶさん派!(知らんがな…)

東京メッツの大ベテラン岩田鉄五郎は引退予定だったが引退を撤回してしまう。その翌年こそ残り1勝となった200勝を目指していたが、その年のドラフトで女性ピッチャーを指名した。実力はあるものの本人の意志と協約の解釈でなかなか入団が決まらなかったが、なんとか入団が決まる。そしてキャンプでいろいろ鍛えるとともにドリームボールの習得を目指すが、それを教えてくれたキャッチャーがシーズンイン前にトレードされてしまう。そして迎えたオープン戦。バッターは南海の4番野村、そしてピッチャーは水原勇気が…という感じ。

元の漫画やアニメは見ていないのでストーリーは全然知らないのですが、昔なのでこんな感じでしょう。現役のノムさんが出ているのがちょっと感動!それはともかく、ピッチングシーンがないのですよ。パッケージの上げたスパイクの裏が真っ白なのからもわかりますが、投げさせない事になってたようです。そのため、左アンダースローとかが見られないのですが、まぁドラマなので野球はどうでも良いのです。

あぁ、こういうの今のアイドルとか使ってリブートしないのかしら。野球ウマタレントなら左アンダースローできる人くらいいそうなんだけど。(普通でもそんなにいないがな…)

 

「砕け散る絆」(Ronde De Nuit)は時々出るマルセイユの風景も見もの

砕け散る絆

おぉ、このパッケージはフランス映画ですな。原題は「夜警」という意味らしいがこの邦題にした意味はどれ位あるのか楽しみですな!

ミラはマルセイユに数年ぶりに戻ってきて刑事としては新人扱いとなっていた。マルセイユには家族がいるが、父親はミラが子供の頃に出ていっていた。ある時、浮浪者の死体が発見され、身元を調べるとミラの父親だった。遠い地に住んでいると思っていたが、ずっと近くにいたようで、そもそもの家を出た理由を調べていくと、母親が鍵をかけて家に入れなくなったためだった。母親が隠している事実は何なのか…という感じの内容。

TV映画のようですが、フランス映画らしく淡々と進み、いい感じのスピードです。内容も思ったよりあれこれ謎が出てくるのですが、入り組んでいる割に最後にシュッと繋がる感じが気持ちいい!なかなか良いですよ!!

アメリカ映画と比べるとさっぱり系ですが、謎解き好きにはおすすめかも。

「ボックストロール」(The Boxtrolls)はティム・バートン好きにはたまらない

ボックストロール(字幕版)

これこそ邦題をなんか考えてほしいんですが、「ボック・ストロール」か「ボックスト・ロール」か考えちゃったじゃないの!中黒入れるとかスペース入れるとかでとっつきやすくなるんだけどなぁ。(区切り方の偏りが激しいだけか…)

チーズブリッジの街では夜な夜なボックストロールと呼ばれるモンスターが出て人をおそうという噂が流れていた。そこで街の町長はボックストロール業者に白い帽子とチーズ品評会に出席させることを引き換えに、彼らの駆除を依頼する。徐々にボックストロールが捕まえられる中、ボックストロールに育てられた人間の子供が誤解を解くために奮闘する…という感じの内容。(後半かなり端折ったな…)

ちょっと!子供向けかと思ってたらすごいやつじゃないの!しかもこれを作ったスタジオはティム・バートンのコープスブライドに関わっていたとは納得の品質!ストーリーも原作がなかなかいいアイデア+内容で、この本は日本でも売れてほしい感じ。キャラもキモいと可愛いが微妙な感じでミックスされててこれも作品を引き立たせているかも。

絶賛ばかりですが、絶品なのですよ!大人だから見ないというのはもったいないぞよ!

「レクイエム・フォー・ドリーム」(Requiem for a Dream)は今見てもやっぱりダウナー

レクイエム・フォー・ドリーム (字幕版)

来ましたよ!久々のレクドリ!(そんな略する人いない…) 流石にGoogle検索でも「ムクドリ?」と出るっちゅーの!

サラは未亡人で一日テレビを見ながらお菓子を食べることを楽しみに暮らしている。その息子ハリーは定職につかず、母親の持ち物を売ってドラッグを手に入れる生活をしていた。そんな中サラ宛にテレビ出演の案内が届く。昔着たドレス出でようと思うが太っていて着られずダイエットをすることに。一方ハリーは親友タイロンと手に入れたドラッグに混ぜものをして売りさばき、ハリーの恋人マリオンとともに夢に向かって動き始めようとしていた。これ序盤だけど書ききれないのでここまで…

やっぱり音楽よね。20年前に見たけど、ずっと音楽は頭の中に残っていて、これが音楽ドラッグかと!(いや違うはず…) そしてパッケージの目も印象的で、映像の中でも目は印象に残る使い方をしていて、昔見たときに「この監督天才や!」と「π」を見てからこの映画を見て思ったものですよ。ただ、恋人とうひょうひょしている時期にうっかり二人で見たら大変な雰囲気になること間違いないので、そこ注意な!!(叔父さんたまに真面目なこと言うからな…)

怖いもの見たさだけど、2をそろそろ出しても良い頃…(あっ、謎の黒服の男達が…)

「アレクサンドリア」(Agora)の宗教もののコメントに困る件

アレクサンドリア (字幕版)

今でもレイチェル・ワイズさんお美しいですな、「チェーンリアクション」にも出てたよ、と言われると確かに出てた気もする超ベテランさんですが、「アカデミー賞女優」とかパッケージに書いちゃうのは正しいんだけどなんか違う気もするのは何故だろう。

アレクサンドリアの女性天文学者ヒュパティアは恋愛より地球の動きの謎をずっと追っていた。それについてきている奴隷ダオスは密かに彼女に好意を持っていた。そんな中科学を否定するキリスト教が攻勢となり今までの科学は否定されてしまう。そして…という感じの内容。

おじさん社会は苦手なんよね。あの年代と内容だけ覚えさせられる理由がよくわからず、コツも掴めないで苦手になってしまったのです。それはおいておき、古すぎる海外の歴史も宗教が絡んできて大変なんですよ。今での存在する宗教が出てくるとコメントのしようで炎上もOKみたいな感じになっちゃうのね。なので「アカデミー賞女優」さすがです!ということで閉めさせていただきます!(逃げるなー!…)

「チャイルド・ロンダリング 消えるこどもたち」(Baby Sellers)はちょい真面目な子供売買の話

チャイルド・ロンダリング 消えるこどもたち

養子斡旋って日本じゃたまに聞くけど、成立してるのかしら。今はプライバシーで家族の話とかを外に出さないようにしてるけど、10年前とか普通に話してたし、相手もいろいろ詮索してたから、養子なんて分かったらもう…という感じでしたよね。と言って調べると生みの親が多くて育ての親はなり手が少ないらしい。そんな中でこの映画見てみましたよ。

米移民税関捜査局の女性捜査官ニックは、国内で養子斡旋をする団体の女性が海外から子供を盗んで斡旋しているとにらみ、ラオスでの養子縁組ツアーに参加する。そこで調べていくとやはり怪しいがしっぽはつかめなかった。現地で子供を盗まれた父親と同行して子供の行方を追うが、父親は殺されてしまい、業者も謎の圧力で見つけられなかった。ニックは子供の誘拐を止めることができるのか…という感じの内容。

最初っから怪しい団体主催の女性が裏でいろいろ手を回しているのは同時にやっているので、「あー、ニック!残念だったな」とか「あのボス、恐ろしいな…」とかいろいろ午後のロードショーのように悶々としながら見てましたよ(日本語の使い方大丈夫か…) とはいえ、結構真面目な作りでラストも切ない終わり方が良かった。

子供を埋めない家族が必死になって養子を求める気持ちもわかるし、本当に子供好きな人たちから弱みに付け込んで金を儲けようという気持ちが、人間としてもう信じられんですな。(今日はえらく真面目じゃ~ん…)

「ゾンビアーミー〜死者の軍隊〜」(World War Dead: Rise of the Fallen)の低予算をPOVでごまかしてる件

ゾンビアーミー〜死者の軍隊〜(字幕版)

いやー、夏はやっぱりゾンビですよね。え、夏?終わってる?そういえば今年はプールとか行ってる記憶が無いんですが…

19世紀初頭に起きたフランス北部での「ソンムの戦い」のドキュメンタリーを作るため、取材に行くが、そこで謎の呪いのアミュレットを体内に入れた死体を見つけてしまう。その取材の帰り、車に戻る途中で謎のゾンビ軍団に襲われ塹壕に逃げ込むが…という感じの内容。

ゾンビと言ったらPOVですよねー!(別に決まっているわけではないが…) ゾンビをはっきり見せないためにPOVでゆさゆさ揺すって視聴者を酔わせて、不思議な世界に誘い込む手ですよね!(そんな手もないが…) 100年経って調査でちょっと見たら新発見って都合良すぎだけど、低予算ホラーなら仕方ない。ゾンビも何故か塹壕でヘッドランプつけてよってくるが、お前らそのランプどこで手に入れたねんと。まぁ、これも仕方ない。ってどこまで許容させられるんじゃい!(いや、それも低予算…)

低予算で映画作る時の参考として非常に良いんじゃないかと(面白いかどうかは別だがな…)

「クレイジー・パーティー」(Office Christmas Party)の笑いのギアが噛み合わなくてビルの向こうで見ている感じ

クレイジー・パーティー (字幕版)

「オフィスクリスマスパーティー」が「クレイジーパーティー」に訳されちゃうのがまたクレイジーだな!(決まった!か?…)

ジョシュはCEOのクレイとサーバ会社を切り盛りしていたが、クレイの姉のキャロルが社長代行として不振な支社を閉鎖しており、ここも対象となってしまった。起死回生野手として、契約が非常に難しいと言われる会社と契約を結ぶことだが、担当者は乗り気でない。そこで姉に禁じられていたオフィスでのパーティーを行い、彼をその気にさせようとするが…という感じの内容。

いやいや、ジェイソン・ベントマンにジェニファー・アニストン、その他癖のありそうなキャラが多数いてなかなか楽しめそう、と思ったのだが、画面の中はフルスロットルで笑いを巻き散らかしているようだが、なぜかこちらに伝わってこない。自分のギアと映画のギアの比率が違って噛み合わなかったのかも、そんな感じ。超楽しそうに見えるのだが、なぜか自分には響いてこなかった、というだけで、合う人はもっといると思う。

よーし、今年はオフィスでクリスマスパーティーで盛り上がっちゃうぞ!!(非常事態宣言の再再々延長になりそう…)

「なんちゃって家族」(We're the Millers)はブラックコッ○ダウンの映画

なんちゃって家族 (字幕版)

ちょとお金かけてる感じの映画(B級ばかり見てるから…)ですが、面白そうと思ってもなかなかずれて伝わっちゃったりするんで気になるのですが、こちらはどうでしょう。

麻薬の小売人をしているデヴィッドは喧嘩に関わったおかげで麻薬の売り投げなどをチンピラに取られてしまう。それを取り戻すため、メキシコから”少量”の麻薬をアメリカに持ち込む依頼を受ける。しかし一人だと怪しまれるので一時的に家族を雇うことになる。彼らは無事にアメリカに戻れるのか…という感じの内容。

前半は家族にするための説明の場面、時々面白いのはあるけどね。後半から急にアクセルを踏んでキタ感じ!キター!ジェニファー・アニストン最高ですわ!それに家族もそれぞれ特徴を生かして笑いを取らせるという。弟、途中で丸見えじゃなかったか?作り物ならモザイク無しでもOKなんかね。腫れ過ぎて違うものには見えたけど。

自分の中では結構良いコメディ映画に入りますよ!トップ3には入れないくらいのあたり…