crawl around the world

いろんな事を書こうと思っていましたが、アマゾンプライムの映画感想を書くコーナーになっています。メジャーな映画が挙がってこない?そう、永遠の夢追い人だから…

「悪魔の植物人間」(The Mutations)の”悪魔”は一体誰だ

悪魔の植物人間

うーむ、なかなかに本番のパッケージもインパクト勝負出来ましたね。フォントも手書きくにょくにょ感が恐怖感を煽ってます(ホントかよ…) オリジナルはタイトルに合わせて別のテーマで描かれていて、これはこれでいい感じですよ。

植物と生物をかけ合わせる研究を続ける研究者が、見世物小屋の一人を使い、人間の実験体を捕まえるように依頼し、それで植物人間の実験をしていた。そして失敗した実験体は見世物小屋で見せられ、やがて命を失っていった。研究者の大学の生徒が何人も行方不明になっていることに気づかれ、最後の実験体を連れてくるように依頼するが…という感じ。

これもある意味見世物小屋の感じに近いかもしれないが、パッケージは作品のテーマを少しずれた方向にしちゃってますな。Mutationsが突然変異とかそっちの方で、見世物小屋に集められた人もある意味Mutationsなので、オリジナルパッケージではそちらのテーマに沿った内容になっているので、作品も少数派の悲しみみたいな方向でいいんじゃないかと。でも日本パッケージのような怪物も求められてはいるので、それを主にしようとするのもわかります。

ドナルド・プレザンスが出てきてびっくりですが、なかなかいい存在感出してますな。

ジャン=ポール・べルモントの100円祭りが来てるじゃないの!

エースの中のエース(字幕版)

月末に100円で見られるのを探して色々レンタルしまくるのが最近ですが、気がついたらジャン・ポール・ベルモンドの作品が大量に来てるじゃないの!!

自分が見た彼の映画はかなり晩年で、ルパン3世の元になった、と言われてもなんとなく雰囲気あるね、という感じなのですが、バリバリの頃の映画を見たら、これはスターや!綺羅星のスターや!(なぜここ関西弁…)という感じで、これはもう男も女も虜になるっチューの。

トム・セレックの警官ドラマも気になってるので、借りて見切れるのか心配ですが、そんなことは関係ない!かりるのだ!(何かが降臨してますか?…)

「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」(Spider-Man: No Way Home)も見ますよそりゃ

スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム (字幕版)

マーベル系は一応劇場で見ようというのが自分のポリシーではあるんですが、時間撮れないでいるうちに最近は映画館でも上映回数や上映館が絞り込まれちゃうので、厳しいですね。まぁそれだけ映画があふれてるという喜ばしい状況ではありますが。

ミステリオが公開した映像で、ピーターがスパイダーマンだと世界中に知られてしまい、自分以外にも影響を与え始めていたので、ドクター・ストレンジに頼んで時間を戻してもらおうと思うがタイム・ストーンはなく、しかし忘却の魔法が使える、ということで実行してもらうがピーターが呪文の途中で追加をしてくるため、呪文が暴走し、ピーターを知っているいろんな人達がマルチバースから現れてしまった…という感じ。

うーん、ピーター若すぎておバ○やなぁ、と思わされる演出にまんまにはまってしまい、のめり込んでみますが、どうもピーターが最初に…というのがずっと頭にのこってこれは「自業自得はこういうもんだ」という教訓の映画だと理解しましたよ。まぁこっからマルチバースオブマッドネスにつながってたり、ヴェノムが何故か出てきてどうつながるんだろう、という希望はありますけどね。うん、楽しい映画ですよもちろん!

 

「SHADOW MAN 〜シャドーマン〜」(Be Afraid)はちゃんとしたホラー

SHADOW MAN 〜シャドーマン〜(字幕版)

あー、このタイトルは昨今の状況からするとアウト判定されてしまうので、「シャドーホニャホニャ」にしなさい、とか映倫言ってほしいです(何日か前も同じようなネタを…)

都会の忙しいERから田舎の病院に移ったジョンとその家族は、家の近くで子どもを探す男性と出会う。やがてジョンは夜中に金縛りにあうようになり、また子供のネイサンは部屋に謎の人物が現れるのが見えるようになり、やがて外で遊んでいて友達に誘われて森の中の古いトンネルに入ろうとしてしまう。そんな中、ネイサンの兄ベンは地元の風習として夜に古いトンネルを4km歩くように言われるが、それは地元若者のいたずらで、若者たちにベンは殴られるが、別の何者かが暗闇から出てきて地元の若者を殺害してしまった…という感じ。

よくあるこの地方の伝説があるけどみんな秘密にしていて、やがてそれが近づいてきてから明かされて、結局大変なことになる、というやつです。映画の中ではシャドーマンと言ってないけど、そんなモンスター扱いされてしまってちょっと見る方に期待を抱かせすぎな困りものタイトルですが、まぁそこそこいい感じの映画だと思います。

切ないラストが自分的には好みの映画です!

「ハッブル宇宙望遠鏡」で宇宙の奥底の一部を知る

ハッブル宇宙望遠鏡(字幕版)

ハッブル宇宙望遠鏡は名前は知っていたし、それで撮れた画像も知っていたが、色々問題があって対応した、ということは初めて知りました。そのドキュメンタリーです。

特にあらすじはない、というか過去の履歴を色々説明するのがドキュメンタリーですが、最初に打ち上げたときは部品に歪みがあって正しく撮影できず、ディスカバリー号で修理員と部品を送ってようやく正常に撮影できるようになった。」そして部品の劣化などもあるので定期的にスペースシャトルを飛ばして修理をしていたが、その運用も終了して、ハッブル宇宙望遠鏡は…という流れですね。

地上では見られない不思議な形態、色彩とかこんな世界がまだ宇宙にはあって、その先はどこまであるんだろう、と何故か興味が湧いてきてしまいますね。とはいえ、光の速度もあるので、見えているのは何億年前とかだったりして、もう人間の生涯とか塵みたいです。ちっぽけです、人間なんて、と改めて思わされ、思わず正座してしまいたい気持ちです。

 

「アノニマス・アニマルズ 動物の惑星」(Les animaux anonymes)は「○の惑星」と言いたいだけやんけ

アノニマス・アニマルズ 動物の惑星

鹿が銃、しかがじゅう、しかじゅう、ピカチュー!ポケモン映画と間違えないでねー!!!(ぜんぜん違うがな…) いやー、秋なのか夏なのかはっきりしない季節ですよね!きっと夏だー、と思ったら冬になるんですよね、嫌ですよね、温暖化。(こちらもよく分からんが…)

森の中、車道近くに鎖に繋がれた男がいた。車が通りかかり、車に載せられてついたところは動物が主人の家だった。またあるところでは人間の男女がトラックに詰め込まれ、ついたところは畜舎だった…という感じ。

ストーリーがあるのか無いのかはっきりしないのと、セリフが無いので書くことも超少なくなってしまいます。フランス産の動物と人間が逆転した世界だったら、という感じで、問題提起はしたからあとは皆さん考えてそれぞれ行動してね、という感じの映画です。映画としたらちょっと冗長な気はするのですが、もうちょっとストーリーを見たかったですね。ただ、今まで見ようとしなかったところに目を向けさせる、という点では良いですね。今すぐ何か出来るわけではないですが、ここで蒔かれた種がいつか芽を吹くのかもしれません。

ピーカー!!(最後はそれかい…)

「ウォッチメン」(Watchmen)が当初プランで作られていたらどうなっていたことやら

ウォッチメン (字幕版)

あー、はいはい、これも女性がいるのにメンとはどういうことだ、と言われるやつですね。その点日本は大丈夫です、邦題改変し放題の日本なら「ウォッチメン」を「ウォッチ麺」にすることなんてお手の物。(それは良いから本題に…)

1930年代、犯罪者に対抗するためマスクを付けて戦う人達がミニッツメンという組織になり、その後の世界の裏で悪と戦っていた。しかし当初のメンバーは精神を病んだりして抜けていった。その次の世代のヒーローたちが集まり同様にウォッチメンという組織を作るが、アメリカ政府は彼らを政治に利用し、ベトナム戦争も彼らを投入することで勝利し、ニクソン大統領は任期を無期限と変えてしまう。やがてマスクをする自警団活動に反発する動きが増え、キーン条約で彼らの活動が禁止されてしまった。そして何年かたち、ウォッチメンのメンバーが殺されていき、ロールシャッハの捜査により元ウォッチメンメンバーが狙われていることが分かった…という感じ。

流石に2時間半超えで、ストーリーもぎっちり詰め込んだ感があるので、あらすじと言えるのか、というボリュームに。とはいえ、内容的にはアベンジャーズのパチもんかと思って見始めた自分としてはこれは楽しい時間でした!何でスーパーヒーローになったのかがわからない人もたくさんいるけど、キャラそれぞれの背景を描いたり時間を掛けているおかげか、すんなり話に入り込めました。ただ、もうちょい説明してほしいキャラとかいるんですが、それはTVシリーズでってこと?

Wikiを見ると当初リストアップされているメンバーやら監督がとんでもない内容なのですが、逆にそこを絞ったから話に集中出来た?という話もあり、どっちもを求めるのは難しいのかしら(エクス〇〇ダブルズの悪口を言うなー!…)

「悪魔の呪い」(Creature of Destruction)のオリジナルパッケージの絵と出来たクリーチャーの差とは

悪魔の呪い(字幕版)

この日本語フォントは手書き?あったら欲しいんだけど、悪の真ん中の四角の開き具合がなんとも不気味さを増している気がしませんか?ね?ね?(寄ってくるな!…) しかしグーの両手を口の下に当てて「きゃー!」って緊迫状態でありえる動作なのか、いつも疑問です。(イグノーベル賞狙いで誰か研究してして!)

海辺の小屋で夫婦が殺害され、近くには海藻などが残っていた。その近辺で見かけられた催眠術師を刑事は怪しく思い、見世物小屋に行くと、ある女性の前世の人物を呼び出して過去を話し出す、という術を掛けていた。それに目をつけた富豪が金を出すも、被害はどんどん広がっていき…という感じ。

なかなかストーリーが複雑な感じもするけど、これの数年前の映画のリメイクだそうな。前作はよっぽど人気が合ったんでしょうね。しかも催眠術師って今いても怪しいんだけど当時は普通だったのかな、と色々時代を感じられる作品です。モンスターは、別の映画でも使い回されているようで、全く同じ子を別の映画のパッケージでどーんと出ているのを見ましたよ!これ、オリジナルパッケージの絵だと昔らしい半魚人っぽいやつでそれはそれで味があるのですが、それをもとに発注したらこんなの出来ちゃった?というかぜんぜん違うけど金ないからこれ使え、と言われて使ったんでしょうかね。耳がヒレになっているのがなんかキュートっぽさマシマシです。

冷静に考えると、さかなクンのあの帽子のフルフェイス版がこれ、と言われても違和感ない気がするんですが…「さかなクン、チェーンジ!」とか言いながら帽子のはしからシャコーン!シャコーンと出てきたらこんなの。それはそれでヒーロー映画を誰か作って!

「チャイルド・プレイ3」(Child's Play 3)の安定感

チャイルド・プレイ3 (字幕版)

最近も続編が作られているチャッキーシリーズの3作目!前作の8年後の設定らしいのですが、制作は数カ月後だったそうで、もうチャッキーの口から血も滴ってくるほどの金の亡者感がすごいのですが、それは置いてピュアな心で見てみましょう!!

チャッキーの事件は子供の妄想だと結論付けられたものの、チャッキー人形も工場は閉鎖して生産もストップしていた。そんな中、年月の経過で事件の風化を感じ取ったおもちゃ会社が工場を再開しチャッキー人形の再販売を始めていた。そんな中、軍の養成所に入っていたアンディに大きな荷物が届く。まだ幼い生徒がそれをチャッキー人形と把握して横取りするが、その人形はあのチャッキーだった…という感じ。

いやいや、もう急いで作られたにも関わらず、このどうしたらこうなるの?これは偶然?それとも奇跡?私達、運命の糸で結ばれてるのね!!(途中から誰か出てきてるぞ…)という感じの都合の良さで、アンディとチャッキーが同じ土俵に乗り戦いが始まるのですが、チャッキーの動きの拙さが今のCG全盛時代の映画を考えると、超味がある感じを出していて良い!!

しかし、チャッキー似の子どもってアメリカには居ないんかしら、「やーい、チャッキー!」とかからかわれててうん十年とかだと、精神に相当ダメージを受けている気がするのですが、ん、あれ?「へっへっへ、映画と同じ目に合わせてやるぜ、きぃえー!」とあれやこれややってたら、「現代のリアルチャッキー事件か?!」とかになって、影で生き延びてるってこと?!いやーーーーー!!!

「シン・感染恐竜」(Ebola Rex)の「うわっ、ダマされた!」が消された理由とは

シン・感染恐竜(字幕版)

昭和の怪獣映画ポスターを狙ったのか、このパッケージは良いですね、嫌いじゃない。ただ、IMDBのオリジナルだと「うわっ、ダマされた!」と書いてあり、パチもん感が更に増してレベルアーップ!!となれたのだが、そこが残念。(本編が主役…)

ロサンゼルスの研究所で最新技術を駆使して復活していたティラノサウルスが脱走した。しかもその前に恐竜の保護を求める団体の手によりエボラウィルスに感染されられており、スーパースプレッダーと化していた。恐竜を捕獲しようとするもの、恐竜の手を恐れて地下で生活する者など、様々に分かれて過ごしていたが、そんな中、米軍による恐竜抹殺計画が進んでいた…という感じ。

そもそもストーリーが良く理解できていないのであらすじは雑+自分の希望込です(なんじゃそら…) うーん、恐竜を復活させる最新技術はジュラシックパークで色々こじつけをしながらも見る側は納得して復活恐竜の存在を理解したのだが、こちらはそこをすっ飛ばした上に更にエボラに感染させるという、意味の分からないスタートです。さらにまたCGが雑というかそれが味になっていて、自分はスキよ!!(その主張はいらんです…)

こちらのほうが投げっぱなし感がすごい終わり方ですが、恐竜好きには見逃せない映画となっておりますぞ!