ジュゼッペ・トルナトーレの作品は実は「ニュー・シネマ・パラダイス」しか見たこと無いかも。あの感動が崩れてしまうかも、と思うとちょっと臆病になっていたのですが(どのおっさんの口が言うんか…)観てみました。
教授と学生が不倫を続けていたが、ある時から教授と直接連絡が取れず、彼からの手紙やビデオレターなどが良いタイミングで届くようになる。連絡を取ろうとするもできず、しばらく経っていると教授が死亡したということを知る。彼の思い出を辿ろうとあちこちに行くが、そのたびに良いタイミングで彼からのメールや手紙が届く。実はそれは…という感じの内容。
最初は「なんじゃこりゃ!」という感じでしたが、だんだんペースが分かってくると、なかなかあり得ないというか、映画じゃないと無理でしょ!という大人の素敵な恋愛ということが分かってくる(どのおっさんの口が…)。監督らしさが感じられてよかったですよ。
ジュゼッペ・トルナトーレの最新作なんですね、これが。未見の方はぜひ!!