with babyという言葉が浸透してきたのはここ数年くらいでしょうか。この映画は2014年ということで、実はかなり前からこの問題を考えて作られた作品のようです。内容はどうなんでしょうか。
妻の病気を治すために子供を作ったが、妻は死産死子供だけが残った父親が、子供を連れて仕事を探したり、妻の姉と子供の親権を争うことになるとか、仕事でであった女性と良い関係になりそう…という感じの内容です。
主人公の人がぜんぜん見たこと無くて、IMDBで見るとドラマとか短編に出ていて長編はこれがデビューのようです。それ以外は「ナイトミュージアム」のネアンデルタール人1だそうな。この人がまあ不器用で頑固なんですよ。ちょっと感情が読めない、というかそういう演技をしていたのか。また、相手役の女性も妙な子供時代を暮らしたという設定のためか、思考が読めない、というかこちらも演技だとするとすごいキャラ設定だ。
ちょっとコメディっぽいパッケージだけど、内容は結構シリアスです。タイトルのアルファベットの色変えてる場合じゃないって…でも、なんか最後までしっかり見てしまいました。途中で友人が主人公にしっかりしろ!ということを言うシーンが有るのですが、その次のセリフが急にサクッと心に刺さったようで、観ているこちらはジーンと来てしまいました。予想外です。
珍しく長くなりましたが、シングルファーザーの気持ちを知りたい方にはオススメ!