タイトルは人の目を引きつける上で重要なものですが、どうして日本はこうしちゃうのか。逆に考えると、こんなおもしろタイトルにしないと客は見ないと思われてるんだなと。
パリに越してきたアメリカ人夫婦がパーティーを開こうとしたときに、手違いで不吉な13人という人数となっていることに気づき、メイドのマリアを無理やり客の一人として入れ込んでしまう。マリアは酒が進んだせいか、ちょっと下品なジョークを披露したり、パーティーの人気ものになってしまい、英国人の美術鑑定師に見初められる。身分を明かしていないのを良いことに、恋に溺れていくのを見て楽しんでいたが、あまりに本気のためアメリカ人夫婦は恋愛をやめさせようとするが…という内容。
ペドロ・アルモドバル作品によく出ていたロッシ・デ・パルマが主演的な内容でちょっとびっくり。個性的な顔立ちですが、演技を認められていることからか自分の見る映画にはよく見かける人で、何か嬉しいですね。ラストもどっちなのかを当然のように明かさないで終わる、というフランス映画らしさもありつつ、アメリカ人夫婦のドタバタぶりがなかなか楽しい映画です。
これまた続編見たい映画ですよ!