crawl around the world

いろんな事を書こうと思っていましたが、アマゾンプライムの映画感想を書くコーナーになっています。メジャーな映画が挙がってこない?そう、永遠の夢追い人だから…

「パターソン」(Paterson)は本当に何気ない日常を写していて何故か心地よい

パターソン(字幕版)

パッケージにタイトルに、もうアート系が溢れてますなぁ、と思ったらジム・ジャームッシュの作品ですね。なんか久しぶり。

パターソン市でバスの運転手をしているパターソンは、時間があると詩を書いていた。そんな彼と彼を巡る人たちの7日間を詩を交えながら描く…という感じ。

何気ない日常なので、大きな事件は1つだけで、それ以外は彼の日常を詩を交えながら淡々と撮っていく、という内容なのであらすじが超短い!ただ、それがなんか詩の朗読が入って来ることでなんともいい感じなんですよね。アダム・ドライヴァーの声が良いのかもしれませんが、詩もつい聞いてしまう。永瀬正敏も良いところで出してもらって、良い俳優生活ですな。才能やら人柄によるんでしょうね。自分はそんな境地に至れるのかしら。

ドンパチものやうぇーうぉー物(一般的にはゾンビ物)で疲れたときに、ちょっと見ると心が洗われます。