「せ、先生!口を無理やり開けられて、しかもなんか謎のエネルギー体が口の中で発生しているんですけど、問題ないんですか!」という歯医者での日常を描いた作品ではないと思うけど、確認のため観てみます。
ニックは実家の家族と疎遠にしていたが、恋人のアンジをつれてミルグラム一家のクリスマスに参加することにした。しかし人種差別的な言葉を何度もかけられて、二人は翌朝家を出ることに。しかし翌朝、ドアを開けると謎の物体に家を覆われて、外に出られなくなっていた。そしてテレビが映らなくなったが、そこに謎のメッセージが表示されるようになっていた…という感じ。
いやー、パッケージからも感じてましたが、良いですね。このなんとも不可思議なシチュエーションがまた。そして、家族の頭の硬さが原因で色々起きてしまうのですが、それもまた良し。皆さんは見慣れているかもしれませんが、自分は久々に観ながら「キター!」と織田裕二になっていました(これがわかるのもまたかなりのお年を…)。しかも、後半から静から動に変わるのですが、それがまた鉄男っぽさ満載な感じで、急に手作り感の暖かさを感じてしまいました。いい!いい!いい!正しいことは3回いう主義です。
監督さんは残念なことにお亡くなりになられていたようですが、よかったよ~!という言葉が天に伝わりますように…