crawl around the world

いろんな事を書こうと思っていましたが、アマゾンプライムの映画感想を書くコーナーになっています。メジャーな映画が挙がってこない?そう、永遠の夢追い人だから…

「ディアスキン 鹿革の殺人鬼」(Le daim)はコメディだと思う人、挙手をお願いします

ディアスキンって鹿革なんだけど、これで殺人鬼ってどんなの?とまんまと引っかかるのでありますが、このパッケージは怖そうにさせてる?ん?どうなの?

44歳ジョルジュ、彼はあこがれ続けた鹿革のジャケットを手に入れる。それを着た自分はすごいと思い、ジャケットとも話ができる気分になっていた。妻と別れたこともあり、田舎の町で滞在しやることを探していたが、映画監督とうそをついたことから実際に撮影を始め、それをネタに町の人からジャケットを奪うようになる。鹿革のじゃけっとが「自分が一番のジャケットになる」という言葉を聞いたから…という感じ。

え?え?殺人鬼は正しいけど、これコメディ。そう、ちょっとズレ度がかなりあるけど、ウェス・アンダーソンのベクトルに近いかも。主演の人、こんな変な役をやらされてるけど、実はイケオジです。IMDBで見るともう何つーか、あれです、ショーンコネリーの若いころみたいな感じ。そんな人がこんな鹿革ラバー殺人鬼なんて、コメディでしかないっつーの。しかも武器はなんじゃそりゃ!という入手法。これで殺されるって、それもコメディ。うん、きっとコメディ。そう、たぶんコメディ。お笑いですよ。

ストーリーなんてどうでもいいんですよ、鹿革好きなら見るべし!!よーし、おじさん今日から革ジャンきちゃうぞ!!