crawl around the world

いろんな事を書こうと思っていましたが、アマゾンプライムの映画感想を書くコーナーになっています。メジャーな映画が挙がってこない?そう、永遠の夢追い人だから…

「13F」(The Thirteenth Floor)は13日の金曜日の略ではないですよ!

これは1999年の映画ですが、その前の年などは「ガタカ」「ダークシティ」など個性的なSF作品が出ていて、個人的にワクワクしていた時代の作品の1つです。

 

ボスのフラーとホールは仮想現実の世界を商業化すべく、サンプルの世界を作っていた。ある日、ボスが何者かに殺害され、自分が容疑者とされてしまう。フラーが仮想現実の世界に入り込むことが多かったことを知り、彼の足跡を調べるべく1937年のサンフランシスコに入り込むことに。そこではすでにいる人物に入り込んで行動することになるため時間制限があり、彼が抜けるとその時の記憶は入り込んだ人間には残らない。それに気づいた仮想現実のキャラクターが…という感じ。

 

よく考えると20年前なので、いろいろ仮想現実の世界の考えやワイヤフレームでの表現(これ実は自分が大好きなんですが…)は古いのは承知の上ですが、納得して入り込んでしまうのですよ。あれ?これってもう映画の世界に入り込まされているってこと?エメリッヒマジックにはまってるということ?…そんなことはどうでもいい!いまはマルチバースがトレンドにはなっていますが、その平行世界とは違う感じ(あまり書くとネタバレになるのでご勘弁を…)が途中で気づくので、自分はそこが頭の中がぐるぐるっと回るような快感でした!カ・イ・カ・ン!(…それ違うやつやんけ…)

 

主演のお兄さん、なかなかのセクシー系イケメンな感じなのですが、その後の出演作に恵まれないのか、選んでいるのか、なかなかお見掛けする作品が少ないのが残念ですが、この作品は彼の出世作(してないけど…)と言っていいんじゃないでしょうか。