crawl around the world

いろんな事を書こうと思っていましたが、アマゾンプライムの映画感想を書くコーナーになっています。メジャーな映画が挙がってこない?そう、永遠の夢追い人だから…

「レスラー」(The Wrestler)は下り坂を降りるヒーローの話

昔プロレスのスターだった男が試合後に倒れ、一度は引退を決めるが、受け入れ先がなくもとの世界に行き場所を求めていく、という話です。

ミッキー・ロークと言われてもわからないくらいな変貌ぶりですが、マッチョ感は年相応のレスラーっぽく、リアル感がありますね。稼げない現実をスーパーの店員として働くところや、別れた子供との絆を結び直そうとしてしまうがうまく行かない不器用な感じも、ミッキー・ロークこんな良い役者だったのか、と再認識するとともに、ダーレン・アロノフスキーの慧眼でしょうか。

ショーとして見せるプロレスの裏側も見せながら、人生の難しさを色々考えられます。

この映画を見たあと、ガンズ・アンド・ローゼスのスィート・チャイルド・オブ・マインを改めて聞くとうるっと来てしまうのですが、そういうの好きなあなたに!!