「ビーストリー」(Beastly)は現代版ビジョヤジュ

ビーストリー(字幕版)

ビースリーかと思ったらビーストリーなんですね。ビー・ストリー?Be stroy?

学校でイケメンで通っており父親も有名ニュースキャスターのカイルは、学校にいる魔女に魔法をかけられ、ブサメンにされてしまう。その呪いを解くには1年後に誰かに「愛している」と言われること。この呪いを解けるのか…という内容。

学校でイケメンが魔法をかけられてブサメンになっちゃう、という点はふむふむとみていましたが、その後の展開がもろビジョヤジュですね。え、今こんな古い題材扱っって大丈夫?と思ったら2011年なのね、予算17億で、世界グロスで43億も稼いじゃうって、おいおい、という感じなのですが。内容はティーン向けとしては「え、好きになったのはブサメンだけど、実はイケメンが魔法をかけられていたので、魔法が解けたらこんなイケメンとつきあえんの?ラッキー!!」というものなので、MeTooとかプリンセス物を子供に見せない、という方々にとっちゃ目の敵にされそうな内容で。

「昔シンデレラというお話があったけど、検閲により内容を知ることはできないのよ…」という未来がきたときにこの映画もとばっちり受けると思うので、見るのは今だ!!

「コードネームU.N.C.L.E.」(The Man from U.N.C.L.E.)はひさびさかっこよい系スパイ映画

コードネームU.N.C.L.E.(字幕版)

中学生の時にuncleの発音は「アンコー」(コーは口をすぼめて)と習ったので、「ノーノー、アンコー、リピートアフターミー…」とかいうやり取りが今夜の悪夢に出てきそうで怖いです…

米ソ冷戦の時代に、国際犯罪組織により作られた核弾頭が別の国に渡す計画が進行していることがわかり、CIAとKGBが手を組んでその計画を阻止しようとするが…という感じの内容。

現代の話かと思って見始めたので、西ドイツ?東ドイツ?ん?何のこと?という感じだったが途中からなんとかついていけました。コメディ的な部分もあるけど昔ながらのスタイリッシュなスパイ映画ですね。アクションシーンであちこちのシーンを同じ画面に割り込ませて表示する方式は、昔の映画でよく見た気がするけど、懐かしい感じがして良いですね。

スパイはちょっとくらいやられても効かないんですよね、それ重要

「ストゥーバー」(Stuber)は今だからできた映画

ストゥーバー (字幕版)

内容は知らないのですが、パッケージを見るにバディコメディ映画と思えるんで、ちょっと見てみましたよ。

昔の捜査で相棒を麻薬密売人に殺されたヴィックは、今もその犯人を追っている。しかし、捜査にも行き詰まっていたので休暇も兼ねてレーシック手術を受ける。その日は娘のギャラリーの初日でもあったので、尋ねる予定としていたが、情報屋からその日に探している麻薬密売人の取引が今日ある、という情報を得て出かけようとするが、目が見えずに運転できず、偶然通りがかったUberの車に乗り込んで捜査を始める…という感じの内容。

最初デイブ・バウティスタと知らずに見始めて、「あれ?これガーディアン・オブ・ギャラクシーの人じゃん?」と気づきましたよ。もうちょっと宣伝の方法考えられたんじゃないの?!話はウーバーを使うところが色々キーになっているので、今だからできた映画なのかも。ただ、それが面白さに直結するかというと… コメディというので期待してみたのですが、途中クスっとするところは何箇所かあったものの、爆笑できるところが無く「期待はずれかも」と思い始めた最終盤あたりで2度ほど爆笑しましたよ。これで元取れました!!

ステイクスの「カム・セイル・アウェイ」がいい感じで一番の盛り上がるシーンで使われており、おじさんこちらで落涙ですわ

「アンダーウォーター」(Underwater)はエイリアン風

アンダーウォーター (字幕版)

最近の海ものはサメからどうやって逃げる、とかサメ好きが幅を利かせていたと思うのですが、そんな中久しぶりの海底物です。

海底で新エネルギーの採掘をしていたが、地震で採掘場が半壊し、残った作業員は酸素を求めて他の採掘場に移動していくが、採掘の際に地底にいた未知の生物が襲いかかってきた…という感じの内容。

まぁなんというか海底版エイリアンです。もうちょっとキャラクターの関係が最初にわかると良いのですが、逆に緊急時にそんなの入れるの変、とも言えるので仕方ないですね。

コロナでスキューバに行けないので、この映画で代わりに海を楽しんでください!!

「ゾンビの中心で、愛をさけぶ」(Zoo)は密室ゾンビもの

ゾンビの中心で、愛をさけぶ(字幕版)

タイトルに有るからゾンビものだとは思うのだが、ゾンビの中心ってゾンビに囲まれた中なのか、食われて胃の中ってこと?そんな疑問をいだきながら見ましたよ。

カレルとジョンは結婚していたが結婚生活は破綻しており離婚寸前だった。そんな中感染によるゾンビ化が広がり、マンションに閉じ込められることに。そこで二人の生活を続けるうちに奇妙な感覚が生まれ…という感じの内容。

これは舞台だな。マンションの一室でずっと繰り広げられるし、ゾンビもちょっとしか出てこない。ゴドーを待ちながら、と言いながらゴドーはこない、と同じかも。(ちょっと違うかもな…) とはいえ、ゾンビものを扱いながら愛を語るのはなかなか奇妙だけどいい感じです。なんならちょっと泣ける。

ゾンビものだけど心洗われたい方に良いかもね。

「道化死てるぜ!」(Stitches)は怖くないホラー

道化死てるぜ!(字幕版)

もうこのタイトル「ほら、俺このタイトルつけたんだぜ!ピエロのゾンビだけに道化死んでる、だってよ!」というIPPONの写真ネタで出そうなドヤ顔パッケージですが、どんな感じでしょう。

ある家の子供の誕生日に呼ばれたクラウンが、子供にいたずらされながらも道化を演じるが、ころんだ際に事故で死んでしまう。そのことをトラウマにしていた少年が、大きくなってからそのクラウンが復活したことを知る。生き残れるのか?!…という感じの内容。

やけに流血が多いスプラッターホラーを目指したのかもしれないが、なぜかプロレスの流血シーンのよう。あれ?全然こわくないぞ。ゾンビクラウンが襲ってくるのも、ホラーの定番のように殺されるので、おぉ、予想通りで気持ち良い…

おしゃれカフェで流しても面白いかもしれないが、ちょっとホラーを見たいときにちょうどよいかも。

「ヘイトフル・エイト」(The Hateful Eight)は膀胱殺しの168分!

ヘイトフル・エイト(字幕版)

タランティーノが監督する数少ない10本のうちの1本なので、長めだけど見てみましたよ。

賞金稼ぎが絞首刑にさせるために生きたままで連れている罪人と、途中で乗せた賞金稼ぎと一緒に馬車で街まで目指すが、吹雪のため途中の店で休憩することになる。そこは見知った店だが、いつもの店員がおらず、店を預かったというメキシコ人と先客がいた。しかし、その店は実は…という感じの内容。

西部劇っぽい映画の音楽をエンリオ・モリコーネに依頼するなんて、タラちゃんわかってるね!なんて謎のマウントして返り討ちにあいそうですが、雰囲気もあるし話もなかなかおもしろい。ただ、色々散りばめられている伏線とやらが全く分からず、リンカーンの手紙の話が特徴的で面白いなと思いましたよ。他のブログとかの評判を見ようと検索してみるが、映画サイトのレビューくらいしか見当たらない。これはなぜだ!下手に書くと叩かれるからなのか、それとも膀胱炎との戦いに躊躇して見なかったのか!(前者です…)

誰か舞台化してくれないかな~!