スパンコールって子供が気にするまであまり意識したことがなかったのですが、男性は着る機会がほぼ無いですよね。こういうダンスとかアイススケートとか?とはいえ、昨今のジェンダーフリーの流れでGAPのメンズ売り場にスパンコールの服が並ぶときが来るんでしょうか。それまで生きていられるんでしょうか。
ブルースは子供のときにサルサに熱中し、妹とともに賞を総なめにしていたが、全国大会の直前にダンスをやめてしまう。25年後、職場に赴任した上司がサルサを習っていることを知り、自分の領域だと思い再開しようとするが25年のブランクは正直だった。しかし元コーチのもとに通い徐々にカンを取り戻してきたブルースは大会に出るとともに上司に好意を伝えることに。優勝はできるのか、アタックは成功するのか…という感じの内容。
そもそもこんな太っちょの方がサルサって、というところが笑いポイントなのかもしれないのですが、こんなご時世なので笑っていいのやら困るのです。(太っちょでもサルサのエキスパートの方がいらっしゃったら失礼しました…) それはともかく、ストーリーは王道の上げて落として上げる的な内容なので、ちょっとうるっとくるぐらい良いです。他の笑えるところはあまり思い出せないのですが、元コーチから靴を贈られたシーンは家族に気づかれるほど笑ってしまいました。
映画ではあるものの、人生捨てたもんじゃないな、と思いました。