crawl around the world

いろんな事を書こうと思っていましたが、アマゾンプライムの映画感想を書くコーナーになっています。メジャーな映画が挙がってこない?そう、永遠の夢追い人だから…

「クイック・アンド・アンデッドー未来世紀ニュー・ウエストー」(The Quick and the Undead)はどこを狙ったのか…

クイック・アンド・アンデッドー未来世紀ニュー・ウエストー(字幕版)

タイトル見てオジサン世代は「はっ、あの映画のパクリか!」と分かってしまう、オジサン世代ホイホイでもあるのですが、そもそも元ネタの西部劇を若い世代が見てるかという点も有り、さらにオジサン世代は孤立化していくのであった(なんのドラマのイントロやねん…)

北米で出現したウィルスはまたたく間に広がり、人類はほぼ滅亡してしまった。そして85年後、生き残った人類と、ウィルスに感染した生物の間で戦いは続いていたが、ゾンビを狩っただけ賞金を手に入れられる仕組みが出来、バウンティハンターが出現していた。一匹狼のリンは情報屋に裏切られてバウンティハンターに撃たれるが、なんとか生き延び、最後の希望のユニオンシティを目指す…という感じの内容。

元ネタを見ていないので、パクリなのかオマージュなのかよくわかりませんが(どっちでも良いが…)、今ウィルス広がって85年後に西武時代に戻るのは考えにくいので、パラレルワールドの西部劇スタイルの世界でウィルスが広がって、と考えるとすんなり入り込めるかも。ストーリーはあって無きに等しいです。主演をクリント・イーストウッド風にしたかったらしいというトリビアもあり、ゾンビ世界を渡り歩くイーストウッドの西部劇、という感じのイメージ映像的な感じです。そう見ると、なかなか雰囲気はありますよ。噛まれても〇〇しちゃうのはちょっと主人公えこひいき過ぎねーか、というところはありますが、まぁイーストウッドですから。

IMDBは驚異のハイスコア2.8を叩き出していますが、特定の分野の人にはハマる映画かも。(特定の分野って狭すぎねーか…)