crawl around the world

いろんな事を書こうと思っていましたが、アマゾンプライムの映画感想を書くコーナーになっています。メジャーな映画が挙がってこない?そう、永遠の夢追い人だから…

「マグネティック・ビート」(Magnetic Beats)は若者の焦燥感的なものを感じ

昔は地方に住んでいて、ANNとかは直接聞けず、AMの弱い電波を何とか受信して聞いたりしていた時代でした。が、今は海外のラジオもスマホで聞ける時代なので、ある意味すごいっちゃーすごいのですが、もうラジオとかそういうくくりが無くなってるのが何と呼んでよいのやら、ストリーム?

 

フランスの田舎町でフィリップは兄のジェロームと海賊ラジオ放送局に熱中していた。そんなフィリップに徴兵の連絡が届き、冷戦時代のドイツ国境に派遣されることに。兄の妻であるマリアンヌからテープを渡され聞いていると、音楽の途中からマリアンヌの言葉が。電話をするも軽くあしらわれてしまう。そんなフィリップは兵舎の中のラジオ放送施設で、フランスの放送局から派遣で来ている男性と知り合い、マリアンヌにメッセージを届けるため、男性の知り合いのラジオ放送局で…という感じ。

 

ベルリンの壁が壊れる前の時代、ということで、ベトナムより最近の戦争というとちょと違うのですが、そんな時代の若者の話。あぁ、何とも酸っぱい感じの映画!梅干を見るとなぜか唾液が出てしまうというあれです!(どんなだよ…)兄弟との関係や、兵舎での話など、もうちょっと凝った話も欲しいところですが、フランス・ドイツ合作だとこれくらいが普通なのかも。

 

しかし、あの時代3時まで起きて聞いてたって、今もそうだがなんか昼に再放送しても良いんじゃないかと思うけど、今もそうだとすると若者大変(彼らは寝なくても体力勝負なので大丈夫…)