兄貴ー、あーにきー!待たせたな!という鉄板ネタは、もうWikiの世界でしか見られないのか、と悲しくなるけど、映画とは全然関係ない話を繰り広げているのでした。
科学者のマーガレットはトムと一緒に超能力のペテンを暴くことをしてきたが、ある日伝説の超能力者サイモン・シルバーが復活するという話があり、トムはマーガレットに彼のもとに踏み込もうと伝えるが、マーガレットはそれを否定し、事故で亡くなってしまう。悲しみにくれたトムは一人サイモンの元に向かうのであった…という感じ。
うーむ、5回位見ないと理解できない、というか、こうじゃないの?という考えがまとまらない気がする作品。そのため、1度目で納得できた人はスッキリするが、そうでない人は「んー?んー?」と悩んで寝られなくなるという。それはともかく、ロバート・デ・ニーロにシガニー・ウィーバーという、浅草の仁王像のような二人に挟まれながらもなかなかの演技をしたキリアン・マーフィはすごいと思った。
別の人のレビューを見ててはっとした内容を見つけて、まさかそっちだったか、と新たな発見もあったりしたのでした。