基本ビビリなので、ホラーも明らかにバカっぽいのはOKですが、ほんとに怖いとかグロいのはNGをフィロソフィーとしているんですが、なんとなく見られそうな気がしたので見てみましたよ。
アニー・グラハムは模型作家で家族4人で暮らしていた。疎遠になっていた母親が亡くなったことでグループカウンセリングに行き、そこで過去の家族の経歴などを話す。ある日、息子のピーターが学校のBBQに参加すると聞き、娘のチャーリーも同席させる。ピーターが目を話した好きに食べたものが原因でアレルギー反応による呼吸困難が出たチャーリーは、ピーターの運転する車で病院に向かうが、途中で出てきた動物を避けるために進路をそらしたときに、窓の外に出て空気をすおうとしていたチャーリーの頭部と電柱がぶつかってチャーリーが亡くなってしまう…という感じ。
色んなジャンルの怖いを研究してうまく詰め込んできた感じですね。ストーリーも長めではありますが、情報をかなり詰め込んできているのであらすじをどこまで書くかも大変ですよ。途中グロいシーンはところどころあったけど、音で驚かすとか謎のモンスターが暗闇からジャーンと出る、とか典型的な怖がらせ映画とは違うので気に入りましたよ。しかも、エンドロールでBoth Sides Nowという明るいというか物悲しい選曲もセンスありますね。ホラー映画というジャンルにしてはバカっぽい方じゃない方で、自分としては結構高い評価になりました。
しかし、これで次が「ミッドサマー」なんですよね。才能が枯れない程度に作り続けてほしい監督さんですな。
