crawl around the world

いろんな事を書こうと思っていましたが、アマゾンプライムの映画感想を書くコーナーになっています。メジャーな映画が挙がってこない?そう、永遠の夢追い人だから…

「エージェント・オブ・メモリーズ 記憶犯罪捜査官」(Synapse)でSFの難しさを実感

エージェント・オブ・メモリーズってもうインセプションの逆側じゃないの!?こんなの映画化して大丈夫?という気もするのですが、SFなので見てみますよ。

 

「メムス」という他人の記憶を体験できる麻薬ができた近未来、記憶の違法売買を取り締まる組織メネシスのメンバーであるフランクは、過去の操作で自分の記憶があいまいになっていた。フランクは気が付くと道路の隅で座っており、銃で撃たれていた。近所のホテルに駆け込んで部屋を借りるが、そこで自分が追われていることに気づいて逃げると、自分を助けてくれる二人と出会う。彼らは味方なのか、また自分は何に追われているのか…という感じ。

 

ちょっと、一応見たつもりなのですが、全然消化できません。そのためあらすじがかなり雑な仕上がりに…(国語力の無さもあるがな…) ストーリーとか見終えた後の印象としては、やりたいことはわかるしなかなか面白い、とは思ったものの、近未来で記憶を操るような社会になっているはずが、風景やガジェットが今なんですよね、何も近未来を感じられないという致命的な状態に。もうちょっと近未来感を出してほしいものの、車も最近の型だし、運転も普通に自分でしてるし、ちょっと車社会の進化を見逃してんじゃないの?!という感じ。そのため、話的にはよさそうなんだけど、B級で予算少ないこともあったのか、近未来と思えない状況になりました。まぁ大作として作ったとしても、記憶を操るのはそれなりにあるので、埋もれてしまう懸念があったのかもね。

 

自分は嫌いじゃないけど、IMDBはそれなりに厳しめの評価。見る人を選ぶ映画かもね。