ジャン=ピエール・ジュネはデリカテッセンころから好きな監督で、ただ多作ではないのがちょっと残念なのです。そのため、新作とか気が付いたら出ていたとか言う感じで気づくのが常で、これもそうです。
スピヴェットは10歳の少年で、カウボーイの父親と昆虫学者の母親と姉弟と暮らしていた。そんなある日、銃を撃つことを楽しんでいた弟が事故で無くなってしまう。それ以降、家族からの愛を感じられなくなっていたが、そんなある日、彼の発明に対してスミソニアン学術協会からベアード賞が贈られると連絡があり、スピヴェットは貨物列車に乗り込みスミソニアンを目指す…という感じ。
少年のち密さをうまいこと映像化していた+少年もいい演技してますな。ちょっと子供の冒険心をうらやましく思います。子供にも見せたいが、家出だけまねされると困るので止めておきます。
まま、子供が主人公ということもあり優しい大人が多いので、ほっこりしたい時に見るのをお勧め!