アメリカ製のナチの謎開発ホラー映画とかをがははと笑って見てしまっているのですが、逆の立場になると「うはー、アメリカ観光いきづれー!」と思っているドイツ人の方々が不憫に思えてきてしまいます。が、これは真面目な方のナチの映画なのでよろぴくです(最後不真面目なので減点1…)
■あらすじ
ユダヤ人大虐殺の首謀者ハインリヒを暗殺するための「エンスラポイド作戦」で、ガプチークとクビシュはパラシュートでチェコの郊外に降り立ち、プラハを目指す。やがて内通者たちの協力で隠れながらも作戦実行の準備を進めていく。その中で出会った女性たちと恋仲になるが、目的のハインリヒが間もなくプラハを去りパリに行く情報を得て、作戦を決行するが…という感じ。
■感想
うはー、これは「HHhH」じゃねーのー!しかもまだそれ半分しか読んでねー!(自業自得やな…)それはさておき、実話をもとにしているので、重いですが事実。チェコが好きでチェコに一度だけ行ったことがあるのですが、あの石畳の道を戦車が通ってたり、プラハ城やカレル橋は戦争を乗り越えてきた、ということもあるのか、崇高さも感じるくらいでしたよ。ちょいとラストまで出てしまっているのは映画だからしょうがないけど小説のラストは別にしておいてー(ちょ、ふざけられないこの雰囲気…)
■あとがき
しかし、悪いことを昔の人がやったから、今のその国の人にもひどいことしてやれ、というのは、どこからその考えが生まれてくるんだろう。選民思想とか、悪意の遺伝とかいろいろあるのかもしれんが、だれか研究して平和な世の中になるように!