こんなスーツ着こなすおじさんがホームレス?!とかこのパッケージだと見たくなっちゃいますよね…
NYでファッションフォトグラファーや俳優をして生計を立てているマークだが、しばらく前から友人のアパートの屋上で隠れて寝ていた。荷物はジムのロッカーに入れており、シャワーもそこで済ませるという生活をしていた。何故そこまでNYにこだわるのか…という感じの内容。
そこまでNYにとどまろうとするNYの魅力ってなんだろうと逆に気になってきてしまう。昔は有名ブランドのモデルをしていたこともあるマークだが、ファッションフォトグラファーや小さい俳優の仕事をしてなんとか生きるだけのお金を稼いでいるという状態。50代なら落ち着いた仕事を…的な世の中かもしれませんが、NYだと上から転げ落ちてもまだ上を目指すという何やら宗教的なものも感じてしまいますな。
原題の「HOMME LESS」はうまいこと考えたな、というタイトルで、邦題に活かせなかったのが残念な作品です。