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いろんな事を書こうと思っていましたが、アマゾンプライムの映画感想を書くコーナーになっています。メジャーな映画が挙がってこない?そう、永遠の夢追い人だから…

「パッチ・オブ・フォグ 偽りの友人」(A Patch of Fog)は見方で変わるかも

パッチ・オブ・フォグ 偽りの友人(字幕版)

「継ぎ接ぎだらけの霧」みたいな感じ?直訳だと。なんかすごい詩的な感じなのですが、こんなおっさんが観ても大丈夫なんでしょうか。とドキドキしながらポチッとな。

昔書いた小説がベストセラーとなったおかげで今もテレビなどに出演している主人公が、ストレス発散の一貫で軽い万引をしていたが、ある時スーパーの警備員に事務所に連れて行かれる。公にされると困るので、といろいろ説明すると、警備員はその場は見逃してくれたが、代わりに一杯飲むことに。それがきっかけとなり、彼の主人公への執着がどんどん増していく…という感じ。

まあ例によって「お前が悪いんやろ」というきっかけから始まるのですが、警備員がなかなか。見方によっちゃキモいんですが、友人づきあいの仕方を知らないというか距離感がうまくない感じをいい感じで出してるんですよね。そんななので、付きまとわれて嫌になっていく主人公、距離感わからずどんどん詰めていっちゃう警備員、みたいな関係。嫌われるのもわかるけど、なんかちょっと可愛そうという感情も湧いてきてしまう。

ラストはなかなかの想定外なんで、未見の人はどうぞ!