養子斡旋って日本じゃたまに聞くけど、成立してるのかしら。今はプライバシーで家族の話とかを外に出さないようにしてるけど、10年前とか普通に話してたし、相手もいろいろ詮索してたから、養子なんて分かったらもう…という感じでしたよね。と言って調べると生みの親が多くて育ての親はなり手が少ないらしい。そんな中でこの映画見てみましたよ。
米移民税関捜査局の女性捜査官ニックは、国内で養子斡旋をする団体の女性が海外から子供を盗んで斡旋しているとにらみ、ラオスでの養子縁組ツアーに参加する。そこで調べていくとやはり怪しいがしっぽはつかめなかった。現地で子供を盗まれた父親と同行して子供の行方を追うが、父親は殺されてしまい、業者も謎の圧力で見つけられなかった。ニックは子供の誘拐を止めることができるのか…という感じの内容。
最初っから怪しい団体主催の女性が裏でいろいろ手を回しているのは同時にやっているので、「あー、ニック!残念だったな」とか「あのボス、恐ろしいな…」とかいろいろ午後のロードショーのように悶々としながら見てましたよ(日本語の使い方大丈夫か…) とはいえ、結構真面目な作りでラストも切ない終わり方が良かった。
子供を埋めない家族が必死になって養子を求める気持ちもわかるし、本当に子供好きな人たちから弱みに付け込んで金を儲けようという気持ちが、人間としてもう信じられんですな。(今日はえらく真面目じゃ~ん…)