crawl around the world

いろんな事を書こうと思っていましたが、アマゾンプライムの映画感想を書くコーナーになっています。メジャーな映画が挙がってこない?そう、永遠の夢追い人だから…

「アウトロー」(Svartur á leik)はトム・クルーズじゃない方

アウトロー(字幕版)

全然読めないのですが、葉っぱのマークは何かの受賞歴ということですね、了解です。しかし「ニコラス・ウィンディング・レフン」の名前がパッケージにはあるが、アマプラの主な出演者や監督には出てないし、どこに?と思ってIMDBをくまなく探すと複数いるexective producerの一人でした。確かに関係はしているけど、そこまで見ないと出てこない関係者をトップにする、販売元の英断に敬服ですよ。

傷害事件で警察から出たときに出会った昔の幼馴染に誘われ、麻薬の取引をする組織に組み込まれたステビだが、レイキャビクの麻薬ルートを牛耳るファラオとそれに歯向かおうとするトティ。警察にも目をつけられていた彼らの抗争が、警察が関わることで大きな変化を迎える…という感じの内容。

なかなか良いです。麻薬組織に入り込んでしまった主人公の目線で派閥争いを見ているような感じで、「俺が成り上がってやるぜ!」というより「ひー、こんな事になっちゃったよ、どうしよう!」的な今でいうと善逸みたいな感じですが、気を失うこともなくなんとか切り抜けていくところがまた気持ちいいですな。最後も〇〇で終わるところもいろいろ想像掻き立ててくれるじゃないの。

ニコラス・ウィンディング・レフン」の作品が見たい!という方以外でも普通にクライムアクション好きなら楽しめる作品だと思います!