crawl around the world

いろんな事を書こうと思っていましたが、アマゾンプライムの映画感想を書くコーナーになっています。メジャーな映画が挙がってこない?そう、永遠の夢追い人だから…

「ランナウェイ 暴走する若者たち」(I Am Hooligan)はなぜ「俺たちフーリガン」にしなかったのか?

ランナウェイ 暴走する若者たち(字幕版)

「ランナウェイ~♪」とつい口ずさんでしまうタイトルですが、JASRACの方が飛んできそうなので、ここまでにしておきましょう。だいたいパッケージにストーリーが分かる内容が書いてある親切設計なので、観なくてもわかってきてしまうのですが、とりあえず観てみましょう。

ジャスティンは何者かを自分で決めかねている若者で、あまり素行の良くないフランキーと親しくなっていくのを家族や周りの人々は気にしていた。そしてフランキーが彼の仲間に入れる代わりとして、道を通る人を一人で殴って怪我をさせるように言われる。根性なしと思われるのが嫌で実行するが、殴った人は近所の人でフランキーの策略にハマったのであった。しかしそれでフランキーの仲間と認知されたジャスティンは、サッカー場や外でも暴力でエネルギーを発散させていた…という感じ。

家庭や周りの環境が悪くて、俺もこうなっちゃったよ!世間が悪いんだ!という、悪い子とした若者の言い分トップ1に来るフォーマットそのまんまですな。主人公自体は泣いたり感情的になったりする演技は分かるんですが、あまり伝わってくるものが感じられない。何でしょうね、これがジェネレーションギャップというやつか?!うーむ、戦うことが唯一と思ってるなら、そうじゃないことを大人が示してあげないといけないんですが、難しいずっと続く問題ですね。

マー○ーのことを思い出した人、後で体育館裏に来るように!