TheとThatを抜いたら英語的におかしくなるやんけ、と思ったけど日本語のカタカナにしたらそれなりに通じそうなのが曖昧でいいかも。
建築家になる夢を持つ技師のジャックは土地を買って家を建てることにした。建築家を目指すジャックなので建て方や素材に拘り、何度も作り直していた。そんな中、ジャックは殺人の快感を覚えてしまう。最初は血の拭き残しがないかを何度も確認していたが、徐々に大胆になっていった。殺人がバレなかったのは、前の持ち主から冷凍ピザの倉庫を買ったがピザは売れずそのままにしていたが、死体をそこにしまっておけたからだった。しかし殺人を始めて12年経ち、警察がようやく彼をマークし始めると…という感じ。
ちょっと内容は猟奇的なのだが、何故かジャックの次の行動が気になってしまう、という不思議な現象。これがフォントリアーマジックなのか?!家を建てる話と殺人の話が並行して進むがこれがやがて〇〇になるという、驚愕のラストは見逃せない!!自分は想定外だったのでかなり驚きましたよ。しかもラストのラストはホントなのか夢なのかも良くわからないところで進んでいて、ファンタジーで逆に楽しめましたよ。
2時間30分という長編、じっくり楽しませてもらいましたよ!