crawl around the world

いろんな事を書こうと思っていましたが、アマゾンプライムの映画感想を書くコーナーになっています。メジャーな映画が挙がってこない?そう、永遠の夢追い人だから…

「帝都物語」(Tokyo: The Last Megalopolis)の海外パッケージのほうが加藤のヴィラン感が出てて良い!

帝都物語

角川も当時のポスターとか提供してくれればいいのに、このフランス映画のような映画の1シーンを撮ってきて、普通のフォントでタイトル書くってこの手抜き度は、島久に詫びろー!!(略すともろきゅうみたいになってしまう弓作さん…)

1千年前に1大帝国を築こうとして失敗し、謀反者として追われるうちに無くなった平清盛が眠る東京で、謎の動きが出ていた。また政府は帝都再開発を計画し、地下に都市を作ることも検討していた。そこに加藤と名乗る霊能力者が現れ、平将門の血を引くものとして平将門の復活による帝都破壊を目論んでいた…という感じ。

…ふー、日本の歴史を絡めたあらすじだと自分が弱いところなので気を使ってぐったりですわ。これで勘弁してください。内容ですが、日本人もそんなに知らない風水とか陰陽師とかそういった人たちが戦う、ぶっちゃけて言うとスキャナーズみたいな感じになっちゃうんかしら、という感じです。ポーズはいろいろあるみたいですけどね。あと島久の長身を生かした怖さがもうちょっと出てても良かったんじゃないかなぁと。ストップモーションも頑張ったんでしょうけど。ついでにH.R.ギーガーも関連しているようで、最後の謎機械(ファンタズムのタマ○○)がそれらしい。あと脚本は林海象と、他にも今の映画界を支える人たちが山ほど出ており、すごいはずなんだけどなあ。制作費10億はどこに消えたんだろう。

そういえば石田純一がなかなかの役で出ていたけど、どこで道を間違えてしまったんだろう。