チャイルド・プレイって昔はとても怖い映画と思って避けていた時期があったのですが、ある時見たら「あれ？こんなの？これならOK！！」と富士急ハイランドのコースターかと思ってたらレゴランドの子供用コースターだった、的な感じで見られるようになりました。
前作で破壊されたチャッキー人形を会社が持ち帰り、事件を隠蔽するため修復して問題ないことをアピールしようとしたが、事故が発生しチャッキーは街に出てしまった。魂を取られそうになっていたアンディは養護施設に引き取られて引き取り手を待っていたがある夫婦の家に引き取られることに。アンディは普通に過ごしていたが、そこを嗅ぎつけたチャッキーが、もともとあった人形を壊して自分が家の中に入り込む。そしてスキを見て魂を入れ替えようとするが…という感じ。
おぉ、これよ、これ。作り物っぽさが溢れてるけど、それを把握してみてる俺。この距離感が良いんですよね。あまりリアルだと引いてしまう。ストーリーも、どうしてもアンディじゃないと、というところでチャッキーの執念深さと言うか必死さが見えてなんかいい感じ。しかもラストで元の工場に行っちゃうところが、またそこじゃなくてもいいでしょ、というけど、そっちのが楽しいでしょ、という80年代のりというか、その精神がなんとも良い！
子供に見せたら泣くかもしれないけど、家族で見られるレベルのホラーじゃないかと。
