ジム・ジャームッシュはとんがった人が見る映画、という感じでなかなか見る機会が無かった普通人の自分がついに見てしまうなんて。え？もうとんがってるって？いやいや、そんな（違う方向にとんがってるけどな…）
地軸が地下工事の影響でズレてしまった地球の田舎町センターヴィルには警官が3人しかいない小さな町だが、そこで唯一のダイナーで店員が殺害される事件が起きた。署長のクリフ、巡査のダニーは現場を見るが、ダニーはゾンビの仕業だという。そこに車で通りかかった若者たちに夜に出歩かないように伝えるも、ゾンビのいる街、と軽くあしらわれてしまう。そして、翌日の夜、ゾンビはさらに増えていき…という感じ。
何とも、ゾンビ映画にしてはゆるーい感じ。ビル・マーレーの醸し出す雰囲気だとしたら、最強だな。ジム・ジャームッシュってこんなコメディ映画作る人なんだっけ。アダム・ドライバーもなかなかですな。スターウォーズネタをぶち込んできてもさらっと対応。良いねー、楽しいね、ジムの映画（ガンダムみたいな言い方だな…） 緊迫感の無いゾンビ映画、しばらく前に見たゾンビペット映画みたいで良作です。
しかし、イギーポップを○○役でって素でよかったのでは？（○○が意味をなしていない気が…）
