crawl around the world

いろんな事を書こうと思っていましたが、アマゾンプライムの映画感想を書くコーナーになっています。メジャーな映画が挙がってこない?そう、永遠の夢追い人だから…

「バグダッド・スキャンダル」(Backstabbing for Beginners)は実話ベースなので悲しい気分に

バグダッド・スキャンダル(字幕版)

ベン・キングスレーが出てればとりあえず安心、というじがこういう犯罪物に多い気もするんですが、逆にそれだけ必要とされているのは流石というべきですな。

フセイン政権下での人道支援策として国連が導入した石油食料交換プログラムの裏で、不正により大金が各国の有力者に渡っていた件を、その当時国連に関わっていた著者が書いた小説をベースにした内容です。(Wikiにも詳細載ってないってどういう…え、まさかWikiが国○とつながっている?!あ、差出人不明のメールが届いたよ…)

イケメン テオ・ジェームズとコワモテ ベン・キングスレーがほとんど笑顔を見せない、という内容で、緊張がずっと続くことを表しています。2時間超ですよ!でもなかなか刺激的内容(シモではないので…)で、見終わったあとの肩こりが酷かったですよ。

しかし、日本で報道されたんでしょうか、全然記憶にないです。Wikiの石油食料交換プログラムの関連リンクでも日本の報道は全然無いです。国連は否定して終了となってしまっているので、黒とも言い切れないのですが、日本の報道もいい仕事してますな。

「ドリームキャッチャー」(Dreamcatcher)は忘れてたけどキング原作なんよ

ドリームキャッチャー (字幕版)

そういえば昔映画館に行ってまで見た映画なんだけど、全く内容覚えていないんですよ。ま、まさか映画館出たあとに謎の組織に記憶を消された、ということか?!(いえ、残念ながら単に年なだけです…)

少年時代から仲の良かった4人組が毎年恒例の冬のハンティングに出かけるが、いつもと状況が違うことに気づく。いろいろな奇妙な状況を切り抜けてきたのは、昔仲良くなったダディッツからもらった不思議な能力であった。しかしその能力だけでは乗り切れず、軍も出動する状況になり久しぶりにダディッツの家に行き協力を求める…という感じの内容。

記憶を消されていたおかげで、もう一度楽しむことができましたよ!!(年って怖い…) スタンド・バイ・ミー的な感じかと思っていたら、「え、こっちの方向に行くの?」という予想外の方向転換。ハワイに行く飛行機に乗ったと思ったら鳥取行きだった的な(いえいえ、鳥取もレジャーたくさんあるっちゅーの)。

長めだけどなかなかベテランもいいところでいい味出してくれるので、最後まで楽しめますよ!

「監禁モーテル」(AMONG THEM)は女優さん愛でる映画

監禁モーテル(字幕版)

え、大丈夫なの、こんなパッケージに下着姿の女優さん出しちゃって。そのうちモザイク入っちゃうんじゃないの?ねー!ねーったら!(小学生か!…)

銀行強盗に成功したハリーとミックは組織が指定した海沿いのモーテルに行き、そこで指示を待つことに。乗ってきた車に指示書があるかとあちこち探すうちに開けたトランクに、謎の女が縛られて入っていた。指示を待つうちに延泊することになり、指示を出すはずの男を街まで探しに行くと女性が縛られており、現金もなくなっていた!…という感じの内容。

あらすじで書いたのは前半で、後半はネタバレになるので書きませんが、エグい変調してきて「え?これって何の映画だっけ?」と混乱してきます。その変さ加減がなかなか良くて最後まで見ましたよ。もちろん女優さんを見るためにね!(やはりそっちか…)

放題はちょっと何か無かったのかと思うのですが、内容はなかなかでしたよ!

「逃走車」(Vehicle 19)はさながらBOVというべきか

逃走車(字幕版)

カーアクションは最近少なくなってる気がするんですが、ポール・ウォーカーの眼力に惹かれて見てみましたよ。

刑務所から仮出所の身でブラジルにいる妻に会いに行ったが、空港においてあったレンタカーが手配したものと違っていた。そして、電話や銃がおいてあることに気づき、かかってきた電話に出ると、ある場所に行くことを指示される。妻に会うことはできるのか…という感じの内容。

あまりあらすじ書くとネタバレになっちゃうので、こんな短さですが、なかなか楽しめました。後でこの作品のレビューとかを見ると車載カメラで映像ができていると。それに気づかずに、逃走劇を熱中してみてましたよ。確かに車の外観はガラスに写った物くらいしか無かった気もする。謎が謎を呼ぶ感じも良かったです。

あれ?もしかして「逃亡者」と掛けてる?>タイトル考えた人

「ドラゴン・キングダム 光の騎士団と暗黒の王」(Dragon Kingdom)は最初の説明長すぎ

ドラゴン・キングダム 光の騎士団と暗黒の王(字幕版)

副題がつくものって連続者だけど、アマプラで前作と鏡放題に入っていない、という悪魔の仕掛けに最近気づき(遅くね?)、こちらもそうだと思ったらやっぱりそうだったみたい。理解できんのかしらん。

(この作品の前フリの部分はぜひ見て理解するように)ある国に住んでいた兄弟だが、兄が王国を乗っ取ろうと企み、妹が逃げ出して他の国に助けを求めようとするが、その道中は敵だらけだった…という感じ(短くね?)

ドラゴン出たけど、こんな火を吹いてたっけ?すごい戦いと言う割に5人で移動して、観光地で撮影みたいな感じで大丈夫かい?!ロードオブザリングとかに出そうな、悪魔みたいか黒いモンスターっぽいのがいるけど、背中のチャック丸見えなんですが…とかいろいろあるものの、ドラゴンとキングダムというすごい理想を求めて作った映画だから、そういう細かいところは目をつぶる!!(断言したよ…) モンスターなんてみんなカブリモノ。ゾンビみたいなのも絵の具で顔を少し塗って「あ゛~、う゛~」とか言ってれば良いんです!ドラゴン?絡みは殆どないからCG外注でね!…あれ?ナンカ全部逆を言っていないか?

ドゴランもドラゴンに見えるあなたにおすすめ!

「時をかける少女」は8.5頭身くらいあるぞ

時をかける少女

時かけは映画もそうだがアニメ化も何度化されているはずで、筒井康隆の孝行娘だという笑い話をナンカで聞いたことがある。でも、でも、今まで一度も見たこと無いんです。なぜっていうと、筒井康隆の小説は好きでよく読んでいたのですが、こちらは毛色が違う気がして避けていたのですが、それが功を奏するのか?!

真琴は二人の男の同級生と仲良く高校生活を楽しんでいたが、ある時タイムリープの能力を手に入れてしまい、何度も時を戻して自分の都合の良い方向に進めていた。ある時、その能力がなくなりかけていたときに、真琴の自転車のブレーキが壊れることを知らない友人が自転車を借りてしまい、それを止めるために追いかけるが…という感じの内容。

筒井康隆氏の作品のあらすじをまとめようなんて、ちょっと恐れ多い行為をしてしまった…しかもまとまってないし。それはともかく、こちらは10年ほど前のアニメですが、やばいっすね。監督の策略にまんまとハマり、この年になって落涙ですわ。すまんです、筒井康隆氏!原作読んでないけど買って読みます!全集も買って読みますよ!知世ちゃんのファンクラブにも入るっす!!(いや、それ違う…) 大林監督のファンクラブにも(あー、そこを深堀りすると…) 

小説自体50年近く前に書かれた物が、今でも感動するとは思いませんでしたが、個展もいいですね。「夏への扉」のリメイクも成功しますように!(他意はない…)

「ポラロイド」(Polaroid)はどこで区切るものか困る

ポラロイド(字幕版)

ポラロイドってなんかパストフューチャーみたいな感じでいいですよね。ちょっと物悲しくもあるんですが。ところで「ポラロ・イド」なのか「ポ・ラロイド」なのか、はたまた「ポラロイ・ド」なのか、困りますよね。えっ、困らないと…

アンティークショップで働くバードはポラロイドカメラを手に入れた。アナログな感じが楽しくて友人の写真も色々撮っていた。しかし、写真を見ると謎の影が写っており、写真を取られた友人が連続して謎の死を遂げていた。カメラの謎を調べるため奔走しているうちにもまた友人が一人、また一人と死を遂げていく。謎は解けるのか、死を免れることはできるのか…という感じの内容。

会社が倒産しちゃったからできた映画じゃないかと思うんですが、どうでしょう。短編を作って評価されたから長編作ったようですね。ただ、暗いところは全く見えず、「きゃー、ほげー」という声で何が起きているのかを想像する、というある意味アナログな方式で楽しむホラー映画です(いや違う…) 目の付け所は良いんですが、そこからの広げ方があまり、という感じもしますが、いやいやそれがいいんですよ。B級映画ならでは!!よーし、中古ポラロイドをメルカリで買い占めちゃうぞ!!(出品数100件超!チェキは紛らわしいからまぜんなっつーの)

もう好きにしていいみたいだから、皆さん想像力働かせてポラロイドの映画作ってみてはどうでしょう!

「イエスマン "YES"は人生のパスワード」(Yes Man)は思ったより元気になれる映画

イエスマン "YES"は人生のパスワード (字幕版)

ジムキャリーは顔芸が頭にあるので、そればっかりじゃないの?と思って敬遠していたのですが、こちらはどうでしょうか。

銀行に勤めるカールは何事にもNoと言ってしまうため、人生も良い方に行かないことが多かったが、ある時Yesというセミナーに参加し、何でもYesということにしたところ、無理やりYesと言ったことであっても後で結果的に良い方向に回っていた。そんな中であった女性はバンドもしながら色々やっており、気が合う状態だったが、Yesと何でも言ってしまうことを知られ。。。という感じの内容。

こんなにうまくいくはずねぇ、と思いつつも映画だからなんか見ちゃいますよね。(え、途中に変なサブリミナル映像入ってないですよね。。。) しかもこんなところにテレンス・スタンプが!彼がいるおかげで、ジム・キャリーブラッドリー・クーパーという軽々メンバーがいても信用性が増すというもんですよ。(もはや宗教なら良いかもになっている状態…)

この後味爽やかさんは梅雨の季節の合間に丁度よいかもね。

追伸:ジャーニーの曲を使う映画は名作!

「マダムのおかしな晩餐会」(Madame)はなかなか良いフランス映画

マダムのおかしな晩餐会(字幕版)

タイトルは人の目を引きつける上で重要なものですが、どうして日本はこうしちゃうのか。逆に考えると、こんなおもしろタイトルにしないと客は見ないと思われてるんだなと。

パリに越してきたアメリカ人夫婦がパーティーを開こうとしたときに、手違いで不吉な13人という人数となっていることに気づき、メイドのマリアを無理やり客の一人として入れ込んでしまう。マリアは酒が進んだせいか、ちょっと下品なジョークを披露したり、パーティーの人気ものになってしまい、英国人の美術鑑定師に見初められる。身分を明かしていないのを良いことに、恋に溺れていくのを見て楽しんでいたが、あまりに本気のためアメリカ人夫婦は恋愛をやめさせようとするが…という内容。

ペドロ・アルモドバル作品によく出ていたロッシ・デ・パルマが主演的な内容でちょっとびっくり。個性的な顔立ちですが、演技を認められていることからか自分の見る映画にはよく見かける人で、何か嬉しいですね。ラストもどっちなのかを当然のように明かさないで終わる、というフランス映画らしさもありつつ、アメリカ人夫婦のドタバタぶりがなかなか楽しい映画です。

これまた続編見たい映画ですよ!

「ハンティング・パーク」(Carnage Park)は実話風

ハンティング・パーク(字幕版)

タイトルからすると大体話の予想はついてしまうのですが、どんだけ予想外の動きを見せてくれるかがあるから、この邦題にした理由なのかもしれない、なんて夢を見ながら見始めますよ。

1970年代のある街で、銀行強盗に入った男二人が金と女性を奪って逃げているが、パトカーから逃げる際に横道に入っていく。誰もいないような土地だが、撃たれた一人が死んでしまい、車から降ろすときに誰かがいる気配がした。その時もうひとりの男が銃で打たれて死んでしまう。女性はそこに現れた男に助けられるかと思いきや、気絶させられてしまい、気づくと森林公園のような入り口にいた…という序章です。

だいぶ予想通りで、犯人がどんだけ狂ってるか見せてくれるかと思いきや、何かおかしな人なのはわかるのですが、雰囲気だけな感じも。ただ、それが良いんですよ!それがB級映画を見る楽しみよ!(これを言い出したらちょっと…) あの広い土地はいくらで貸してもらったんだろうとか、ガスマスクスナイパーを売り出して続編作ろうとしてるのかなとか、色々想像を巡らせてみます。

しかし、アメリカは人を撃っちゃだめ以外はどこでも銃撃っていいんかしら…