ピンクパンサーって元はピーター・セラーズ主演のですが、スティーブ・マーティン版もあるのですよ。昔映画館まで行って観た気がします。
前作でフランスの至宝ピンクパンサーを守ったクルーゾーは勲章をもらったが今は駐車違反の担当となっていた。そんな中、世界のあちこちで「怪盗トルネード」による強盗が発生していた。それに対策すべく、ドリームチームの1員としてクルーゾーも呼ばれるが、出国のタイミングでピンクパンサーも奪われることに…フランスを拠点に変更し怪盗トルネードを追うが…という感じの内容。
こうやって書くとすごいシリアスドラマな感じに見えますが、まぁコメディなのでほっこり観られます。序盤からだめな部分ばかり見せているが、急にひらめいたのか犯人にたどり着いてしまう、というキャラがルパン3世の逆パターンのようで、安定して観られます。しかし、ピンクパンサーもスティーブ・マーティンも日本で評価低い気がするんですが気のせいでしょうか。「サボテン・ブラザーズ」もカルト映画じゃなくてもっと普及させてほしい…なんて言ってみたり。
スティーブ・マーティンのかなりのお年で、この映画を最後にTVシリーズとか短編の方しか出ていないようで、ちょっと寂しいのですが、スティーブ・マーティンの勇姿を観られる貴重作ですよ!