crawl around the world

いろんな事を書こうと思っていましたが、アマゾンプライムの映画感想を書くコーナーになっています。メジャーな映画が挙がってこない?そう、永遠の夢追い人だから…

「ナチュラルウーマン」(Una mujer fantástica)はキラリと光る

ナチュラルウーマン(字幕版)

ちょっと世の中把握しなさすぎかもしれませんが、アカデミーで外国映画賞撮ってたんですね。女性の1日を描く的な映画と思ってましたが、どんな内容でしょう。

クラブで歌いながら昼はウェイトレスとして働くマリーナは、年上の恋人と時々会っていたが、ある日恋人の様子がおかしくなり、病院につれていくとそのまま亡くなってしまった。マリーナは実はトランスジェンダーで、病院につれてきたときに傷などがあったので警察も呼ばれて犯罪者扱いされてしまう。そして恋人は元妻がいて、そちらの家族で葬式をするということになるが、マリーナは彼の最後に立ち会いたいと考えていた…という感じの内容。

あらすじで書くと難しいんですが、確かに何か他の映画と違う感じはします。ごつい姉さんだと思ってたらトランスジェンダーと話の流れで分かり、いぇぇ、そこなの?という驚きも有りましたが、そこから偏見に満ちた社会でのトランスジェンダーの生き様みたいなものを見た気がします。超感動作でもないし、プリシラのように笑い飛ばせるわけではないけど、したたかに生きていく!という意思を感じました。

原題はスペイン語で「素晴らしい女性」ということで、内容とあっている気はするんですが、邦題の「ナチュラル」はどっから来たんだ。担当者に理由を問い詰めたい気分です!(そんな権限は無いがな…)