行きつけの病院の待合室でなぜかいつも流されているビーンのビデオのおかげで、大体ビーンの生態はつかめてきたので、ちょっと笑いたい気分でもあるので見てみますよ!
あるくじ引きで、カンヌでの1週間の休暇とビデオカメラがあたったMrビーンは、電車に乗るときにビデオを繰り返しとってもらうが、発車間際のことで、男はホームに残されてしまう。しかし、列車には彼の息子が乗っていた。なんとか彼の父親と会えるように手を尽くすがうまくいかず、手持ちのお金や荷物にパスポートも無くしてしまうMrビーン。途中でパントマイムをして小銭を稼いでバスでカンヌに向かおうとするも、切符が風に飛ばされてしまう…という感じ。
前半のビーンを見ていると、フィクションのキャラとはいえ、これは人間としてだめなのでは、と思うのだが、なぜか後半はそれが抑えられたのか慣れたのか、普通に楽しんで見られるのが不思議な感じ。ウィレム・デフォーのやっていた監督はどなたか元ネタがいるんでしょうかね、ちょっと思いつかないのが残念。ちょい役でジャン・ロシュフォールが出ているのがちょっと驚きでしたが、急にフランス感が増したような気がしました。
あー、自分も死ぬまでにカンヌでレッドカーペットを歩けるかなー!