日本には「ウォーターボーイズ」という立派な映画(見てないけどな…)があるので、男がシンクロしようが気にならないのだけど、2018年とかでこんな話が映画化されようとは、結構欧州は保守的なのかもね、と思いながら見てみます。
会計士として働くエリックは会社と家の往復が殆どで、妻との中も悪くなっていた。そんな中、妻が地方議員に当選し、更に悪くなり家から追い出されてホテル住まいとなる。そんなときに、通っているプールでシンクロをする中年男性たちのチームを見かけ、ある時意見をしてみたところ、チームに参加することになる…という感じ。
同時期にフランスでも映画化されてましたが、周りの偏見の目と戦いながら挫折した男たちが生きる目標を取り戻すべく競技に挑む、というありがちな内容ではあります。ただ、まぁなんだか出演者と近いところがあるのか、なんか染みるんだよね。こんなじゃない!俺の人生こんなでは終わらないぞ!的な気持ちを内に秘めながら、やがてそのエネルギーを発散する場所を見つける、というのがなんかね、共感してしまうんですよ。ラストはイギリス映画っぽく笑いやらグダグダやらで終わってしまいますが、なんか皆さんに見てほしい映画です。
えーっと、フィンランドが優勝してるからそっちを映画化すべきでは?