「とーめーにんげん♪あらわるあらわる～♪」（おっと富ヶ谷の方から人が来るので…）のような明るい歌や、チェビー・チェイス版のお笑い版などいろいろ扱われてきた透明人間。パッケージから怖そうなんですがどうでしょうか。
セシリアは富豪で天才光学科学者のエイドリアンから束縛されており、彼の家から逃げ出すことができなかった。しかし、計画的に薬を飲ませ寝ている空きになんとか逃げることができた。彼が追ってくることを考えてしまい精神的に外に出ることを体が拒絶していたが、ある日エイドリアンが自殺したというニュースが流れていた。そして彼からの遺産を受け取ることになり、人生が好転したかと思いきや、部屋に誰かいる気配がして…という感じ。
ちょっとー、チェビー・チェイス出てきてよー！というくらいホラーな透明人間なのですが、これはこれで良いですね。ネタは古いけど透明になる方法が魔法の透明人間薬とかではなく、視覚を利用したものというところで近代的になってますね。また、監督がリー・ワネルということで、アップグレードの次がこれというのはかなり大抜擢ですな。主演のセシリアもジリアン・アンダーソンかと思いきや、ハースメルのエリザベス・モスで地味というか演技派を持ってきたな、という感じです。怖いけどおすすめよ！
リー・ワネルの次の作品をIMDBでみると「Escape from NY」とあるじゃないの！スネーク！！あの感じを出せるのって最近の俳優だとだれやろ、と出来上がるのを楽しみに待つのでした。
