crawl around the world

いろんな事を書こうと思っていましたが、アマゾンプライムの映画感想を書くコーナーになっています。メジャーな映画が挙がってこない?そう、永遠の夢追い人だから…

「48時間」(48 Hrs.)は今見ても良い!

48時間 (字幕版)

あれ、前大統領?とか思っちゃう若い人いるかも知れませんが、そうです!ト○ンプ大統領の出世作ですよ!(フェイクニュースとか言われちゃうっつーの…)

刑務所を脱獄し、さらに警官を殺した犯人を捕まえるため、過去に関係のある囚人を見つけ48時間だけ出所させて犯人を追うことに…という感じの内容。

ビバリーヒルズ・コップも好きなんですが、どちらかと言うとこちら派。エディ・マーフィがまだコメディアンを出していない感じで、ハードボイルドな感じでずっと進んでいくのが良いですね。エンドロールも「ボーイズ・アー・バック・イン・タウン♪」で最後まで行くので、心地いいですね。ルパンのいい人回の終わり方みたい。

バディムービーの名作で今更ですがオススメ!

「ピザ!」(Kaakkaa Muttai)はインドから配達

ピザ!(字幕版)

なんかで見つけたこのパッケージが非常に気になって観てみましたよ!

スラムに住む兄弟は、近所にピザ屋ができて食べたいがお金が無いので炭広いをしてお金を貯めた。そして店に行くがスラムの子供だからという理由で入れてもらえない。服を新しくすれば良いかと考え、今度は服を買うためにお金を貯める。そしてまた店に行くがスラムの子供ということで入れてもらえず。しかしその時の動画が配信されて大騒動になっていく。ピザは食べられるのか…という感じの内容。

貧困の中暮らしているけど、それとは関係なく楽しく暮らしており、お金が無いけどなんとかなるよ的な感じで良いですね。いろんな大人が出てくるのですが、子供は子供で自分たちのやりたいようにやっちゃってますね。ラストは想像通りかもしれませんがパッケージのような笑顔で言われたら「仕方ないか!」って思ってしまいそうです。

余談ですが、IMDBでの評価のグラフはびっくりするくらい10に近いものが多くて、8.0もあまり観たこと無い数字です。組織票なのか、そうじゃないのかは、観たあなた次第!

インドから届いた「ピザ!」ですよ!おひとつどうぞ!

「バックアウト・ロード アメリカで最も呪われた通り」(Buckout Road)は11の映画祭で13部門受賞?!

バックアウト・ロード アメリカで最も呪われた通り(字幕版)

ちょっとインタネットでヤホーしてみたらこの映画の別パッケージがあってな、そこには恐怖の「11の映画祭で13部門受賞」バージョンがあるではないか!これは問題と思ってJAROに連絡しようと思ってサイトを見ると、謎キャラクターが…ソッチのほうがインパクトあって映画の内容を忘れてしまうぞ!今のうちだ!

NYでいわくつきの道があり、そこで謎の死を迎える若者が増えていた。依頼を受けた医師が調べていたが事故で亡くなってしまう。孫も気になって祖父の患者だった人たちと調べていくうちに、同じ悪夢を見ていることに気づく。その悪夢を払いのけられるのか…という感じの内容。

ジャンルは「外国映画」です。これはホラーなんでしょうか。グロい描写はところどころあるんですが、今までのホラーとはちょっと違う。オカルトも入ったダークファンタジー?なんでしょうか。ジャンルに困ったアマゾンにも同情しますよ…

ただ、ホラーとしてはダメだとしても(ダメって言っているし…)、逆に言うと今までのホラーの殻を破った形なのかもしれない。それに出演したダニー・グローヴァーは後に神扱いされるかも(最近B級ホラーでよく見かけるがな…)

「11の映画祭で13部門受賞」の実力を見たいあなたにオススメ!!(びっくり2つだ、意味はないけど…)

「地球の静止する日」(The Day the Earth Stood Still)がオリジナルですよ!

地球の静止する日(字幕版)

www.imdb.com

これのオリジナルのポスターがすごい好きなんですよね。まぁポスターのロボが実写だとこうなっちゃうのはご愛嬌ということで。

地球に宇宙から謎の飛行物体がやってきて、宇宙人が交渉に来たが銃で撃たれて病院に入れられてしまう。そこから脱走してメッセージを伝えようとするが、宇宙人というだけで悪い印象を持たれてしまい伝わらない。有名な学者を経由して地球の危機を伝えることにするが…という感じの内容。

70年前ですよ。すごいですね。今のようにドンデンドンデンドンデン返しが無いのでシンプルですね、伝えたいことが。自分の理解としては今も残る人種差別を比喩したものなのかと思いますが、「え?何が言いたいの?戦争や人種差別なんてとっくの昔に亡くなってるよ!」と言える時代が早く来て欲しいですが、生きている間に実現出来るのかどうか(他人任せでいいんかい…)

キアヌが出ていない方ですが、お好きな方はどうぞ!

「レディ・インポッシブル・ミッション」(The Vibe)はスペイン産

レディ・インポッシブル・ミッション(字幕版)

この飛ぶ系のパッケージは流行りなんでしょうか、それとも何かのパクリなんでしょうか。どうやって撮ったのか気になるけど、緑ジュータンに寝転がったところを斜め上から撮っただけだったらちょと悲しい…よし行くぞ!

スペインのサッカーの試合中継前に、テレビなどのメディアを乗っ取って市民に訴える映像が流れ、それが話題になっていた。物心ついた頃から男のもとで殺人者として鍛えられて仕留めてきた主人公が、暗殺者を辞めることと引き換えにその仕事を最後の仕事として受ける。その仕事とはメディアを乗っ取って市民を煽っている男だった。調べていくがその男の正体がつかめず、期限は徐々に迫っていた…という感じの内容。

うっかりさんなら「あれ?これってミッションインポシブルの女性版?パッケージもなんかかっこいいじゃん!!よしこれにしよ!」と選んでしまいそうなパッケージなんですが、残念ながらトム・クルーズも出ませんし、トム・ベレンジャーも出ません(トムつながりで無理やりカメオ出演か…)。スペイン製のようで低予算映画ぽいですね。構図は「Vフォー・ヴェンデッタ」のようですが、途中で終わっちゃう感じで「あれ?結局あの男は?」と聞く暇もなくエンドロールですよ!そうです!これは久々に出たスペインはバルセロナの景色を愛でる映画なんですよ!(そんなに景色出たっけ?…)後半に出てきたタイル張りのバルコニーは美しかった…(それだけかい!!…)

スペイン版女性によるミッション・インポッシブルを見たいあなたにオススメ!(だから違うと何度言ったら…)

「カリキュレーター」(Vychislitel)は個人的になかなか良いと思ったんだけどね

カリキュレーター (字幕版)

ロシア製ですよ、トカレフとかピロシキとかマトリョーシカですよ!(ロシア語の墓ジャブラリー少なっ…)パッケージはまともそうなので見てみますよ!

移住した星で地球とは離れて独自の政治を行っていた。そこで終身刑になると、都市の周りの沼に放されて、幻の安住の島を目指すことで生き延びる服役囚。その中の政務官の補佐をしていた男がある情報を持っており、服役囚たちから命を狙われながら目的地を目指す…という感じの内容。

基本外の沼地の撮影が多いので、SFっぽいところは少ないのですが、そこに出てくる生き物とかがちょっと面白いので見てしまいました。細かいところはツッコミどころはあるでしょう、沼で生き延びるための食物はどうすんのとか、そんな沼の水は大丈夫なん?とかとか。そんな疑問を払拭するのがプー○ンパワーですよ!(出た!謎の脱線ワード…)○はルですよ!ミキプルーン大好き!(無理やり首の向きをこっちに向けさせる作戦…)

何故か評価は低いのですが、変なSFを観たいあなたにオススメ!

「ナイトスクール」(Night School)は定番コメディ風

ナイトスクール(字幕版)

なんかパッケージを見て気になったので観てみましたよ。

主人公は高校に通ったが卒業していなかったが、BBQ機器を売る店で良い成績を上げており、美人の恋人に婚約指輪を渡すが、その店でガス爆発を起こしてしまう。転職するにも卒業資格が無いと良い仕事が無いため、元の高校の夜間学校で勉強を始めるが…という感じの内容。

主演の人が今売れてるコメディアンの方なんでしょうか。昔だとエディ・マーフィとかクリス・タッカーみたいに喋りまくる人が多い気がしたんですが、ちょっと違う感じですね。内容は定番のコメディで、困難にぶち当たるが仲間の協力で立ち直り困難を乗り越えるぞ!というタイプです。嫌いじゃないけど、どうもバタバタした感じになっちゃって笑うところで笑いきれない感じでした。もしかすると時代の笑いのセンスに自分がついて行けていないだけなのかもね。(トホホ…)

定番コメディでちょっと安心したいあなたにオススメ!

「とうもろこしの島」(Corn Island)は島でトウモロコシ栽培体験

とうもろこしの島(字幕版)

「みかんの丘」の関連で出てきたこちら、ちょっと文芸チックな気分なので観てみましたよ。

ジョージアアブハジアの対立が続く中、主人公は川の中州の広い土地に家を立てとうもろこしを育てる。ちょうど国の中間辺りに有るためか銃声が聞こえてくる。ある時畑の中に倒れている兵士が折りそれを助けるが、敵国兵士が探しに来る。そして兵士は姿を消す。やがてとうもろこしの収穫の時期になるが、雷雨が来て川が増水し、畑も流されてしまう…という内容。

セリフがほとんど無く、A41枚もないんじゃないか、というくらい。情景や短いセリフから推測してください、ということでしょうか。良いんじゃないでしょうか、こういうのも。国の情勢がどちらも詳しくわかりませんが、一部はこういう状況であるということなんでしょうね。ラストシーンは「えっ、これで終わり?」というところで終わるのですが、深読みすると国同士の争いも嵐をすぎるとすべて流されてしまい、1から始まる、ということの比喩なのかなと思ったり思わなかったり。

久しぶりに「岩波ホール」に行った気になりたいあなたにオススメ!

「獣たち」 (Les Fauves)はジョニー・デップ娘出演作

獣たち (Les Fauves)

なんかどっかで見た顔だと思っていたらリリー・ローズ・デップってジョニー・デップの娘じゃん、と思い「あぁこれはバネッサ・パラディ顔だ!」と気づいたわけですよ。若い頃にそっくりやなぁ、と近所のおじさん風の意見。よし行くぞ!

キャンプ場で夏を過ごしている主人公は、キャンプ場の若者が消える事件がありヒョウが出るためという噂を聞く。他のテントに入って人のものを見る癖がある主人公は、ある時ヒョウの仕業という証拠を作る男のテントに入って、その男の著作物を見てしまう。そしてその作業を手伝うことにするが…という感じの内容。

フランス映画ですからね、ものすごいドンパチが有るわけでもなく、淡々と進んでいきながら、時々横道にそれて行き、そっちに行くかと思ったらそっちはほったらかしだったり、という感じ。でもこれがフランス映画といえばそうなんですよね。レビューだといろいろ言われていますが個人的にはラストも嫌いじゃない終わり方です。続編がありそうな思わせぶりな感じではなく、いろいろ想像に任せます的な終わり方ですが。

こっから急変してジョニデ顔になっちゃうかもしれない娘の今の顔を見ておきたいあなたにオススメ!

「ワンダラーズ ニューマスター版」(The Wanderers)は60年前のNY

ワンダラーズ ニューマスター版(字幕版)

話では聞いていたワンダラーズ、古い映画はまだ見ていないものが多く、ちょっと見てみましょう。

1960年代のNY。イタリア系移民はワンダラーズというチームを作っていたが、他の人種もそれぞれでチームを作って派閥抗争をしていた。ある時黒人チームと諍いがあり、フットボールで試合をすることに。その試合中に別のチームが現れて…という感じの内容。

古いアメリカだけど60年代ってこんな感じだったのか、という印象。ハワイの古い町並みがにた感じかもね。しかし未だに人種がどうこうとか、ジェンダーがどうこうとかやってますが、60年前からこんな感じなのね。日本がそうじゃないとは言いませんけど、移民の国だからなんとかならんのかしらね。それは置いておき、映画の内容より、周りの物や着ているものとか、古い町並みを観るのが楽しかったです。ストーリーも有るようでない感じもするし。ちなみにこれに出ていたカレン・アレンという女優さん、どっかで見たなぁと思って調べたら、今作の監督が後で監督をするインディ・ジョーンズの奥さん役でしたね。

古いアメリカ、特にNYがどんなだったか見たいあなたにオススメ!