パラワン島って行ったことないけど、フィリピンのリゾートらしいですが、未だに日本の外務省のページでもパラワン州はレベル２の危険度だそうな。ただパラワン島デカすぎで全部が危険なのか、というと中にいる日本人のブログではそれほど危険でもない、という意見も。結局行かないとわからないのねん。。。
ある日、パラワン島のリゾートホテルに、サダム・フセインの流れをくむテロ組織がやってきて人々を連れて行く。人質をとって身代金を得るためだ。船で５日ほど行くと別の島があり、そこで降ろされ山道をゆくと彼らのアジトがあった。しかし、そこは政府から狙われ攻撃を受けたので、バスで移動することに…という感じの始まり。
テロ組織の人も人間なので、身代金を取るという目的のためということも有り、人質には親切に接することもあるが、長時間森を移動したり、食事もなかなか取れなかったり、虫に襲われたり、などなど、自分がそうだったらとってもやだな、という状況を淡々と描いております。しかも実話がベースで9.11が起きる直前から始まっているというのがまたテロ組織も盛り上がるときなのでいろいろ間が悪いという印象。ただ、２時間と長いけど彼らが連行されていたのが１年と考えると、２時間なんて小さいと思えてくるのがまた…
こんなことが無い世界を、と思うものの、世の中にはいろんな考えの人もいるものなので、どうしてもこういう悲劇は起きちゃうんですよね、とちょっと他人事として映画で見られたのが幸せだと思うようにします。
