crawl around the world

いろんな事を書こうと思っていましたが、アマゾンプライムの映画感想を書くコーナーになっています。メジャーな映画が挙がってこない?そう、永遠の夢追い人だから…

「ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ」(Hedwig and the Angry Inch)は今見直しても傑作

ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ(字幕版)

この数年前にベルベット・ゴールドマインという映画が公開され、もちろん見に行って何か感化されてしまった自分は、外見はそのままだけど、こういう映画もいいんだと気づくようになったのでした(結局あまり変わってないけど…)

東ドイツで生まれたヘドヴィグは隠れながらアメリカの曲をラジオで聞いたりする生活をして、西側文化に憧れるようになっていた。そしてある時、アメリカ人に求婚されるも性別は男ではダメなので、母親に連れられて病院に行った。そして晴れてアメリカに着いたがアメリカ人に捨てられなんとか生き延びて、歌手として生きていた。そんなときにロックスターを夢見るトミーと出会い、ロックの精神などを教えていくが…という感じ。

これまた、あらすじなんて良いんですよ。とりあえず映画を見なさい、と。ほぼ歌と手書きアニメーションの不思議な世界なのですが、これまた良いんです!歌も歌詞が詩的なのにロックという、日本人好みの感じでずっと聞いてられますよ。良い!!100年後に見たらなんじゃコリャ、という感じかもしれませんが、ベルリンの壁を知っている人たちなら何か感じられるんじゃないかと。

監督さんは順調に育って大作とか撮ってますね。時々インディーズ的な映画も作って欲しいと思う今日このごろでした。