いやー、もう30世紀ですね、チューブの中を走る車は順調ですか!…ってうっそよねーん!エイプリルフールだからって最初から飛ばしまくりだっちゅーの!(世紀は嘘でも、エイプリルフールもまだだし…)
宇宙に飛び立ったボイジャー二号はほかの生命体に知らせるため、地球に来たら歓迎することと、いろいろな言語を入れたレコードを載せていた。それを見た宇宙人が地球を訪れるが、空軍に攻撃され宇宙船は不時着してしまう。その近くの家では夫を亡くしたジェニーは彼の思い出を思いながら夜を過ごしていた。物音で目覚めると死んだ夫のスコットにそっくりな男が部屋に立っていた。だが言葉もうまくしゃべれないのを見たジェニーは、強引にある場所に連れて行こうとするスコットに似た男から逃れようとするが…という感じ。
なんとこれがジョン・カーペンター監督作なのですよ。SF的な感じはカーペンター節を感じますが、内容も当時のアメリカを感じる軍隊の脅威を避けながら、良い宇宙人を助けるため、という内容でなんともほっこりするカーペンター映画なのですよ。結末はおおよそ予想がついてしまったり、道中のいろいろはありがちな内容、と思えてしまう現代ですが、最後のサプライズにはちょっとウルっと来てしまうおじさんなのである。
この時期のっていたカレン・アレンもいいですね。若いのか相応なのか、何とも言えないですが、そばかすが多いのが何ともチャーミングです、ハイ。