ジョン・カーペンターと言えばカーペンターズ…ってギャグのつもりでも、今の人たちにはポカーンとされてしまうのですが、1987年ってすげー前な気もする。全然記憶になかったのですが見てみますよ。
古い教会で謎の緑の液体が入った柩が見つかり、何かの前触れと感じた神父は物理学者で超常現象も専門としている教授に調査を依頼し、学生たちとともに夜中に泊まり込みでその柩を調査することに。しかし、協会の外には浮浪者たちが集まり、また柩は謎の動きで学生たちを一人ずつ仲間にしていき…という感じ。
音楽も含めて、カーペンター色強い、というかもうその世界ですな。良い!今見るといろいろ技術的に劣るところはあるのですが、なんか起きる、というのが徐々に期待と不安が増していく、というのがさすがというか、技ですな。このころの方が過激だったのでしょうか、後期の作品も癖はあるけど見やすい感じの印象があるので、これはこれで貴重な気もします。虫系が苦手な方は避けた方が良いかもね、〇ッキーも出るよ!(期待させがちなこの伏字はいかんよ…)
この後のゼイリブが隠れた名作(ぜんぜん隠れてないけど…)と言われているが、これもまた良作だと思いますよ。