普段邦画はあまり見ないのですが、本屋大賞も取ったこちらが気になっていたところ、子供も見るというので見てみましたよ。
安西こころは中学1年のころに同級生からいじめを受け、不登校になっていた。フリースクールに通おうとするもなかなか難しかった。そんなとき鏡の中に入り込むことができ、そこで「おおかみさん」の城に集められた他の中学生たちと一緒に、城の中に隠された鍵を見つけるとなんでも願いを1つかなえられるが、この城での記憶は失ってしまうと伝えられる。城の中を探すもなかなか鍵は見つからず、しかし中学生たちの過去を聞いていくと同じようにいじめにあったり家庭環境に問題があることが分かり徐々に絆ができていく。しかし、城にいるルールを破ると…という感じ。
時々、子供向けと思って見始めると、うっかり入り込んで涙腺緩まされることもあるのですが、こちらはまさにそうでした!子供向けとはいえ、なかなかリアルな現実を交えながらもファンタジーで、伏線も丁寧に回収されて、原作読まないで途中でおおよそ分かった!と思ったけど、さらにその上をいく展開だったりと、もう大満足な一品ですよ。あぁ、こんな良い作品を子供時代に見られるなんて、良い時代になったもんだなぁと思いますよ。
しかし、次の鬼滅の映画はいつになるのやら、生きているうちに終わってくれるのか怪しくなってきたでー!(ついでにガイバーも結論出してほしいけどな…)