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いろんな事を書こうと思っていましたが、アマゾンプライムの映画感想を書くコーナーになっています。メジャーな映画が挙がってこない?そう、永遠の夢追い人だから…

「バッドボーイズ フォー・ライフ」(Bad Boys for Life)のお金を掛けたら面白いのかという話

バッドボーイズ フォー・ライフ (字幕版)

ハリウッドはネタ切れなのか、大作の続編とか多いですよね。23億でマイケル・ベイ初監督作からここまで来た人気シリーズ。どうなんでしょうか。

マイクとマーカスのバッドボーイズコンビは、マイクは独身生活を謳歌しながら仕事に生きがいを感じている。マーカスは孫が生まれ彼らの生活を見ていくうちに家庭に心が移り始めていた。そんな中マイクが銃撃され、その犯人探しが続くが、回復しても見つけられずにいた。そしてハイテクを駆使し捜査するAMMOチームにマイクが参加し操作をするが昔ながらのやり方をするマイクと新しい方法ですすめるチームと隙間ができていた。そしてマイクに再び銃口が向けられることになった…という感じの内容。

やっぱり面白いですな。先はある程度読めていても、アクションやら爆破シーンはさすがマイケル・ベイの息がかかっているという感じ。ウィル・スミスが出ているからなのか、人気シリーズということもあるのか、やっぱりお金がかかっているというとこなんでしょうか。こちらで90億かかっているそうな。シリーズ最初で23億、インディーズ映画で1000万ってとこでしょうか。桁も違うんですが、どこにお金が消えるんでしょう。ふと考えるといろいろ疑問が。大作は失敗も含めたトライ数が多く取れ、インディーズは1回とか、そういう積み重ねが差になっちゃうんでしょうね。(違ったらすみません)

次回作もあるような含みの終わりですが、いつ見られるんでしょうな…

「10クローバーフィールド・レーン」(10 Cloverfield Lane)は最後までやりきってる感じが良い

10クローバーフィールド・レーン (字幕版)

別の映画がこの映画のパクリという話を聞いて、ちょうど見てみましたよ!

ミシェルは車を運転中に事故に巻き込まれて気を失う。気がつくと部屋に閉じ込められて手錠をかけられていた。近くにあったスマホを見るも圏外となっていた。入ってきた男ハワードに聞くと、外は戦争が始まったかのような閃光が走り、空気も汚染されて外に出られないとのこと。こういうことを想定してハワードはシェルターを作っていたが、そこにエメットという男も転がり込んで3人で生活をすることに。本当に彼の言うことは信じられるのか。外に出られるのか…という感じの内容。

うーむ、自分がみたB級映画のほうがモロパクですな。(確定…) 予習をしていたためか、ドキドキせずに見られましたよ!(それは良いことなのか…) そして外に出るとそこには…というあたり、B級映画は出ていくぞ!というところで終わってしまいどうも消化不良ですが、さすがJJエイブラムス!もう予想していた結果とかなり違う方向で急発進してくれるので、もうだだ漏れですがそれが気持ち良い!!(おもらし確定と…)

さすがお金と頭を使ってるなぁ、という良い意味で納得の作品です。

「デイ・アフター」(Lockdown)は短くて良い

デイ・アフター(字幕版)

ザがつく方は自分も見た気がするのですが、大変な世界を描いた名作でしたが、ザがないこちらはどうなんでしょうか。原題が全然違うのにこのタイトルにした選択はどうだったのか…(多分ザの方を知らない世代がつけたんだと、それはそれで恐ろしい…)

リヴとマックスは世界を救うワクチンを開発して発売までこぎつけるが、気がつくと部屋に監禁されていた。二人を救った男は外で生物兵器が使用され空気が汚染されているので外に出せないという。彼の言うことは本当か、二人は外に出られるのか…という感じ。

別の大物が作った映画に似てるというレビューがあったりするのですが、内容的には真似としてもいい感じだと思いました。助けた男の言うことが本当かどうか、というあたりが最後までハラハラして、B級映画と言ってもなかなか良い感じでしたよ。外の景色は最初と最後にちょっとしか出ないのでパッケージみたいなシーンはないが残念。

とはいえ、今がほぼリアルでそんな感じの生活を強いられているので、ここまできっちりやっている家庭もあるのかもね…(いつ出られるんだ…)

「プレイタイム」(Playtime)の奇妙な面白さよ

プレイタイム (字幕版)

「やぁ、僕フランス映画しか見ないんだ。ジャック・タチ?そんなの当たり前だろ、そんなの初・心・者!」みたいな典型的なスネ夫はいないと思うのですが、映画通といえばジャック・タチみたいな感じになっているのは事実と思うけど。「ぼくの叔父さん」を若い頃に見て、入り込めなかったんですが、今見てどうでしょうか。

っつーても、ストーリーがあるようでほぼない感じ。あらすじ書けって宿題出されたら、泣いてくる生徒多数出ると思う。でも、なんというかキーとなるキャラクターはいるものの、その周りも動きつつそちらで新たなストーリーが動き出しているような感じ。「ウォーリーを探せ」の絵が動き出して映画になったような、ワイワイした感じ、それが心地よい!

ボクチン、おとなになれたかしらん。よーし、次は東京裁判に挑戦だ!(そこまでは人間できてない気が…)

「ドラキュリア」(Dracula 2000)のビタミンCって何?!

ドラキュリア(字幕版)

ウェス・クレイブンですよ!もう名前だけで見ちゃうという。推しイケメン俳優のチョーつまんないドラマだって見ちゃうわよ、うふ!という感じですかね。(パッケージが表すかのように炎上の予感が…)

博物館に厳重に保管されているものを盗んでみたらなんとドラキュラ出てきちゃったよ。生き返らせないようにしながらも殺す方法を探し、生き残るためにドラキュラの血を注射して生きてきたヴァンパイアハンターがその後を追う。しかしドラキュラはヴァンパイアハンターの娘と血がつながっていることを察知して、彼女を迎えに行く…という感じ。

なんかもう強盗団のバカっぽさが良いですな。あとはもうドラキュラとヴァンパイアハンターとの戦いがドラキュラ映画っぽくて好き。やっぱりこうでなくっちゃ!とか言って老害とか言われる始末なのですが。

しかし、これに出てるビタミンCってなんぞや!と思ったら、3人のうちの左側、的な扱いじゃないの!でも調べたらハイヤー・ラーニングにも出てた優等生ちゃんじゃないの。いつか「主演:ビタミンC」という映画がみたいわい!(スポンサーは製薬会社か食品会社で…)

「バッド・バディ! 私とカレの暗殺デート」(Mr. Right)は妙な魅力のあるバディもの

バッド・バディ! 私とカレの暗殺デート(字幕版)

Mr. Rightはネットで調べると、完璧イケメンとか言うことらしいが、ちょっとイヤミも込めての言い方としてもあるらしい。じゃあMr.Leftはというとあるらしいけどよくわからない。まあ逆の意味だからね…無駄に奥深しEnglish…(これは多分スラングなので方言とか若者言葉みたいなもん…)

付き合っている男に目の前で浮気をされてしまうマーサは男運が悪い。そんな環境を変えようと、行ったパーティーに行くが結局変えられない。そんななか店で出会ったフランシスと1日過ごすことになり徐々に引かれていく。しかしフランシスは暗殺者だった…という感じの内容。

俳優さんのキャラ作りの賜物か、暗殺者と言ってもなんとも陽気な感じで、マーサ役のアナ・ケンドリックも舌っ足らずなやんちゃ娘みたいなキャラが非常に良く、ラブストーリーなのかよくわからないけど、超楽しく見られましたよ。

久々に本気で続編を希望しますよ!どこに言えば良いんだー!とりあえず市役所に…(そこでたらい回しに…)

「シックスヘッド・ジョーズ」(6 HEADED SHARK ATTACK)の泳ぎ方が理解できないが

シックスヘッド・ジョーズ(字幕版)

ケルベロスが3つ頭だとして2匹分かよ!しかし6匹が別の人を襲おうとしてもタイミングずれちゃうん?とマジレスするのは忖度足りないよ!

メキシコ湾の離島でカップルの関係を修復するためのキャンプが行われていた。しかし協力的でなかったので手を焼いていた。その後起きに浮いたフロートまで泳いでいく競争をするも、アシスタントの死体が見つかり、サメなどがいるんじゃないかという話になる。実はその島では昔危険な実験が行われていたのだった。そして、彼らの前に現れたのは6つの頭を持つサメだった…という感じ。

いい!さすがアサイラム!世の中にはこういう息抜きも必要!(しかし続編分頭が増えるのはそろそろやりすぎ感も…) 頭6つあってもうまく泳ぐのね、しかもジャンプまでしちゃうし。挙げ句には地上を歩く(足はどれだ!?…)という暴挙もCGでなんとかしてしまうという、どこに行きたいんだいう感じが私は好きだ!(何故ポエマー的な言い方を…)

ホントかどうか走らないが7 headed shark attackのトレイラーがあって、2029年出そうな!続編出るまでなげー!おじさん生きてるかわかんないー!(いろんなチューブに繋がれて生きてはいそうだが…)

「DARK STAR H・R・ギーガーの世界」(Dark Star: HR Gigers Welt)の唯一無二っぷりったら

DARK STAR H・R・ギーガーの世界(字幕版)

ガッキーもアナグラムでギーガーになるぞよ!(一部間違い有り…)

言わずとしれたH.R.ギーガーのドキュメンタリーなのであらすじは割愛させていただきますが、なんでこんなおっさんからこんなグロ素敵な絵が出てくるんだろう、と思ったけど本人はこれが普通で、家の中は本やら書類で大変なことになっているわ、実物の骸骨があって子供の頃は紐つけて遊んでたぜー!とか、更には庭に幽霊列車(日本じゃあまり一般じゃないやつ)があって、そこにこの絵の像とかがあったりするわけで。どこか楳図かずお先生に似ているところがあったりなかったり。

作品をみるというより、彼の周りの人たちをインタビューしている感じなので、生ギーガー(生ガッキーと刮目した人、手を上げてくださーい…)を感じられる内容で、見てよかったですよ。

ギーガー&ギレルモのタッグを見たかったのですが、それもかなわぬ夢に…(もしかしてどっかでやってる?…)

「ノックアウト」(626 EVOLUTION)の闇鍋感といったらもう

ノックアウト(字幕版)

「うーん、ネットのサイバー感を出すのは…そうだ!マトリックスみたいにアルファベットとかをバラけさせておけばなんとかなるか。アルファベットだと面倒だから数字だけにしちゃえ!」というのはわかるんですが、せめて16進数ということならABCくらいは入れてほしかった(分かってくれる人少なそう…)

気がつくと病院で寝かされていた女性。そこを逃げ出すも謎の集団に捕まってしまうが、戦闘スキルで逃げ出し警察に保護される。そこに現れた身元引受人の男の記憶もなく、自分の名前も思い出せない。自分の出自を探すべく出かける先で出会った別の女性も首に同じような番号があることに気づく。彼らの正体はなにか…という感じの内容。

POVから始まるので何だと思ったらナレーション的なものも入っているので更に何?と思ってしまうスタート。そこから別の女性のカメラに切り替わったり、やがて思わぬ方向に飛んでいくという、何でも思いついたアイデアぶち込んじゃえという感じの映画ですな。野心的なのはわかるんだけど、元の話が…な感じなのでアイデアは面白いけど時間が短くてよかった、という印象です。でも!それが良いんですよ!失敗から学ぶんです!(ん?…) 日本人は失敗したらその人が立ち直れないくらい叩いちゃうんですが、失敗から学んだ人は強いんですよ!(正論だがディスってるぞ…)

よーし次は627 revolutionだ!

「ポンペイ」(Pompeii)はハワイと同じ最後がiiで終わるよ!

ポンペイ(字幕版)

なんだろう、パッケージのポンペイの文字を見ているとなにか不思議な気分になりませんか?写真よりそちらのほうが何故か気になってしまう…

ケルト人の騎馬民族の集落で育ったマイロはローマ帝国の軍人に集落を皆殺しにされなんとか生き延びたが、捕まってグラディエイターとして生きていた。そんな中、ポンペイに送られる途中で馬を介抱したことで、カッシアと恋に落ちる。それと同時にローマからもコルバスがやってきてカッシアを手に入れようと策略を巡らせてくる。マイロを群衆の前で殺そうと企んだコルバスは、不利な条件のもとで戦わせるが、そのときにポンペイの火山が噴火し…という内容。

タイタニックのように普通の話をいろいろ脚色して壮大な物語にしようとした感じですね。まあドラマチックになっているので嫌いじゃない。しかし、ポール・W・S・アンダーソンなのになぜミラ・ジョボヴィッチが出ていない?!あれ出てた?見逃してたかも。それは良いんだけどね(良くないよ、バーターだもん、あっ…) 

しかし、この状況から逃げ出せた人はいたんでしょうかね。そっちのほうが気になるけど、古すぎて追えないか…