crawl around the world

いろんな事を書こうと思っていましたが、アマゾンプライムの映画感想を書くコーナーになっています。メジャーな映画が挙がってこない?そう、永遠の夢追い人だから…

「 アンダーグラウンド」(Underground)は久しぶりに見て印象が変わった

アンダーグラウンド (字幕版)

前に見たのが数十年前で、未だに頭にセルビアンブラスの音が流れてくるときもある暗い印象があったこちらの映画、久しぶりに再見してみます。

共産党員のマルコはドイツに対抗するため弟のイヴァンや親友のクロなどとともに地下に閉じこもり武器を作っていたが、マルコは地上ではそれらの武器を売って儲けていた。やがて戦争は終わるが地下の人々にはそのことを伝えず、引き続き武器を作らせていた。やがて地下で結婚式が行われ、そのどさくさに紛れてサルが戦車の主砲を撃つと…という感じ。

セルビアンブラスはやっぱり鳴り響くのですが、こんな内容ダッケ?と見ながら思い出す始末。でも再度見直すと若さで見逃したところがいろいろあったようで、普通に流してみていた過去の実際の映像にマルコを入れ込んでいたり、セルビアの歴史を少しかじったことも有りいろいろ背景がわかってきた気がします。うーん、こういうのを授業と絡めてもらえたらもっと歴史とか社会に興味持てたんですが。(と、人のせいにしたりして…) 音楽の明るさもありますが、内容が暗めになりそうなところを明るくする俳優さんたちのコメディ演技の旨さとか、噛んだら旨味がどんどん染み出てくるような映画ですな、ウヒョー噛みごたえありすぎ!

そうか!映画で歴史を勉強すれば良いんだ!よーし次は「ジャズ大名」だ!(なぜそっちに行くか…)