crawl around the world

いろんな事を書こうと思っていましたが、アマゾンプライムの映画感想を書くコーナーになっています。メジャーな映画が挙がってこない?そう、永遠の夢追い人だから…

「未来よ こんにちは」(L'avenir)でフランス映画を堪能

未来よ こんにちは(字幕版)

フランス映画をよく見ていたのは90年代くらいかな、その頃も色々主演映画があったイザベル・ユペールですが、愛の映画が多くて、ちょっと見るのが小っ恥ずかしくて避けていた時代かも。そのため、自分の中ではちょっと印象薄いのですが、見てみますよ!

パリの高校で哲学教師として働くナタリーは、同じく哲学教師の夫と暮らし、娘二人は独立していた。そんなとき、以前の教え子がナタリーの授業で哲学の面白さを知り、教師になったが辞め独自に活動をしていた。ちょうど同じ頃ハインツがナタリー以外の女性と会っていることを娘に問われ、ナタリーと別れることに。そんな中でナタリーの出した結論とは…という感じ。

もうフランス映画という感じの映画。色恋より自分自身がどう思うか、という点に主眼が置かれた主人公がなんとも強いというか、健気というか、やっぱりフランス女性というべきか(これもきっとフランス女性ハラスメントとか言われちゃうんでしょうが、褒め言葉ですよ!!…) ドラマチックな展開はあるけど日常の生活の一部を描く感じなので、つまらないと思う人も多いかもしれませんが、これも人生なのよ。自分に当てはめて心が痛いところもあれば、異性だけど共感できるとか、そういう楽しみ方もあるんよ。ドンパチだけが人生じゃないんよ!

あー、映画館でお尻が痛くなるくらいフランス映画みたいなぁ、と思いつつ最近の椅子はそんな痛くならないのか、と技術の進歩にちょっとセンチメンタルになる今日このごろです。もう秋か…