「ローデッド・ウェポン１」（Loaded Weapon 1）は実は由緒正しきシリーズ物だった

アスキー映画

パロディものって同時期に作られたものをパクるので、後から見るとこの元ネタなんだっけ？となってしまい、何かわかんないけど楽しけりゃいいや、という感じになってしまうのです。「オースティンパワーズ」や「ギャラクシークエスト」なんて原型はあるものの、それだけで十分な気もするのです。（合わせると二度おいしい、ということね…）

愛犬が行方不明になって精神的に不安定になっていたジャックは、居合わせたコンビニで強盗に銃を乱射して店を破壊してしまう。拳銃恐怖症のウェスは元相棒が殺された事件を解決すべく、退職までの２日間の間にジャックとウェスのコンビで事件の背景を探ると…という感じ。

パロディ映画にストーリーなんて、という感じで、なんかいろいろぶち込んでくるからそれがなかなか無茶な笑いの取り方で、それがまた良いのです！タイトルを見るとなんと「National lampoon’s」とあり、まさかの「おバカンス家族」のお父さんのお兄さんの娘の子供の母親くらいな関係だったのです！（よく見ると途中で分かれてないか…）知らなかったのですが「National lampoon」というコメディ雑誌があり、それをもとにいろいろ映画を作って、今は「National lampoon」とつく映画は数十本だそうな！（このうちどれだけ日本で見られるのやら…）

マーベルですっかり大物になってしまったサミュエル・L・ジャクソンのまだ年齢が分かりそうな肌の時代が見えますよ！（どういう例えなん？…）