crawl around the world

いろんな事を書こうと思っていましたが、アマゾンプライムの映画感想を書くコーナーになっています。メジャーな映画が挙がってこない?そう、永遠の夢追い人だから…

「ラ・ジュテ」(La jetée)は短編ですが何とも心に残る

ラ・ジュテ (字幕版)

ラ・ジュテ (字幕版)

  • エレーヌ・シャトラン
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昔MVから派生した短編映画ブームがあった気がする。今も短編映画は作られていると思うが、超短編のTiktokが流行っているので、そちらに主軸が行ってしまうのでしょうかね。なんか数十分で終わる内容も映画に比べるとちょうどいいのですが、そこまで細切れにしないと時間が取り合いになっているという、この時代は正しいのか?!(もっともらしいこと言うようになったなぁ…)

 

第三次世界大戦のあとのパリは崩壊しており、多くの人々は地下で暮らすようになっていた。科学者たちはエネルギー生成に必要な物資を過去や未来の世界に求めるため、タイムトラベルをする実験を繰り返しており、過去の記憶にこだわる人物を選んで送り込んでいた。やがてある人物がタイムトラベルを行うが、何度か行ううちに…という感じ。

 

モノクロで、写真に説明のナレーションを入れていくフォトロマンという方式(?)で作られたものです。動く絵を作るのも大変なので、こういった方法はもっと流行っていい気もするけどね。内容はその後の「12モンキーズ」に影響を与えるような内容、という触れ込みは見ててまさにそんな感じ!と思いました。SFなのに切ないというか、不思議な感情を抱く作品でした。

 

どうもロマンというと「大正ロマン」とか「バスロマン」とか○○い方に考えてしまうのがどうもいかんですな(○○が無駄に変な妄想を呼び起こしてしまうのだが…)しかしバスロマンの二代目は誰になったのかのぅ…(初代は誰やねん、って知ってるくせに…)