crawl around the world

いろんな事を書こうと思っていましたが、アマゾンプライムの映画感想を書くコーナーになっています。メジャーな映画が挙がってこない?そう、永遠の夢追い人だから…

「ジョン・デロリアン」(Driven)のデロリアン車があまりで来ない感

ジョン・デロリアン (字幕版)

BTF(バック・トゥー・ザ・フューチャー)で見たかっこいい車ですよ、デロリアン!しかもデザインはあのジウジアーロ!まじかいな!こんなの買うっきゃ無い!と思ったら1000万近くすんのね、ぴえん。今流行のシェアカーとかで使ったら超人気出そうだが。

パイロットのジム・ホフマンは、ドラッグ密売でFBIに拘束されるが、情報提供者となることと引き換えに釈放される。引っ越した先の家で故障した車をいじっていると、隣人が現れ、自分がこの車をデザインしたんだ、といい直ぐに車を直してしまう。やがてジョン・デロリアンと仲良くなっていくが、麻薬取引の元締めを彼に紹介することで、やがて彼の将来に影を差すことに…という感じ。

タイトルがもろ個人名なんだが、主人公は別人という、先日見た「ブレンダン・フレイザーの~」を思い出すような映画。ただ、内容は別人視点から彼の実際にあったと思われる麻薬取引の内情を描いており(英語のWikiを見たらホントだったみたい…)、なかなかスリリングな内容ですが、コメディとも言えます。ジョン・デロリアンの生涯を知りたい人には物足りないですが、デロリアン好きには見逃せません!

童夢零がカラーリングといい似てる気がするのですが、ガルウィングという特徴がデロリアンを引き立ててたんでしょうかね。

 

「インフィニット 無限の記憶」(Infinite)は何かどこかで見た感がする…

インフィニット 無限の記憶 (字幕版)

男は黙ってマーク・ウォルバーグ、男は黙ってマーク・ウォルバーグ、男は黙ってマーク・ウォルバーグ、大事なことなので3回書きました。意味はありません(無いのかよ…)

エヴァンは覚えた記憶のないスキルがあったり、行ったことのない場所の記憶があったりするが、深く考えずにいた。しかしある時現れた”インフィニット”と呼ばれる組織の人間から、自分が同じ組織の別の人間の生まれ変わりであり、そのために記憶が引き継がれていると聞かされる。問題は彼が以前の生で持っていた敵の最終兵器の隠し場所を、今の彼は知らないということで、記憶を取り戻す機械を試すが…という感じ。

ストーリーは面白そうなのですが、なんかどこかで見た感がすごいのです。なんだっけ。男は黙ってマーク・ウォルバーグなのですが、気がつくとシワシワですな。パグみたい。いえ、褒め言葉です(どう見たら誉めてるのか…) そう、見どころはシワなのです。マーク・ウォルバーグにシワに隠された秘密を巡って、過去から対立してきた組織同士の闘いに終止符を打つのじゃ!…これは!極道任侠物じゃないですか!そうか!マーク・ウォルバーグは竹内力なのか!(もはやツッコミも忘れるレベル…)

しかし、マーク・ウォルバーグって今何歳なんだ。ケビン・ベーコンより下なのは知ってるつもり!!

「ヒトラーを殺し、その後ビッグフットを殺した男」(The Man Who Killed Hitler and Then the Bigfoot)はタイトル長すぎな件

ヒトラーを殺し、その後ビッグフットを殺した男(字幕版)

えぇえ、こんなタイトルあり得るのか、と思ったらホントだったよ。しかも原題ほぼ直訳な感じで、これまたびっくり。

カナダ政府とアメリカ政府が最近まで隠していたこととして、ビックフットが病原菌を撒き散らしており、半径80km四方の生物が死に絶えているという。このまま人間に移ると大変な自体を招くので、それまでにビックフットを駆除する必要があり、昔ヒトラーを殺したと言われる男がその病原菌の抗体を持っていたので彼に殺害を依頼することとなった。やがてかれはビックフットを追い詰めるが…という感じ。

タイトルとかビックフットとかってもう、見かけだけでZ級映画だよね、と思いきや、なかなかいい感じで始まり、内容もなかなか飛び抜けてはいるストーリーだが地味にちゃんと見られる内容になっている!!ビックフットのキグルミ?がちょっとどうなのというところは置いておき、なんでやねんという依頼の経緯も含めて楽しめると思います。

監督さんは2作目だそうな。ちょっとこれからいい作品いっぱい作って欲しいのである。

「アリオン」はやっぱりアムロとシャアのお話に見えてしまう…

アリオン

確か同じくらいのときに、宮崎駿の「風の谷のナウシカ」とこちらの「アリオン」の漫画が連載されていたような気がしますが、どちらを見ようかと思い、手に取ったのはナウシカの方でした。でもこっちも気にはなってたのよね。

神と人と分かれる前の地球で、地上はゼウス、海はポセイドン、地底はハデスが統治しながら争っていた時代、ハデスは甥のアリオンを使ってゼウスを倒そうと、母親の元から引き離して育て、やがてアリオンはオリンポスに向かうが…という感じ。

うーむ、海外神話を覚えていたら楽しいかもしれないが、そうじゃない人は、「あー、あれアムロね、こっちはシャアね」と顔立ちで似たキャラを見つけて楽しむしか無いのです…いえいえそんなことないです、超楽しめる大作ですよ!神?もバッタバッタやられてしまい、地球どうなんの?なんて気にしない!アムロがなんとかしてくれるって!ごめんよ、まだ僕には帰れる場所があるんだ!

なかなか大人のアニメーション(ぽろりがあるわけではない…)なので、ちょっと神話を楽しみたいあなたにおすすめよ!

「ドラグネット・正義一直線」(Dragnet)で80年代の底抜けの明るさにパワーをもらう

ドラグネット・正義一直線 (字幕版)

ダン・エイクロイドトム・ハンクスも若い!しかもコメディーということで期待せずには居られないです!

ロサンゼルス市警のフライデーはルールを守ることに命を掛けており、そんなフライデーの新しい相棒として若くてチャラいストリーベックが着任する。そんな二人に、最近ロスで事件現場にPECANと名刺を残していく事件が多発しており、その捜査に乗り出す。しかし、二人の息はあっておらず、また捜査も空回りが多く、上司から厳重注意を受けてしまう。そんな中、助けた被害者が見かけた男を捕まえようとするが…という感じ。

大枠のストーリーはまあよくありがちな下げて上げる感じで、安心して見られますが、なによりダン・エイクロイドの真面目だけど笑える演技が最高ですな!さらにトム・ハンクスもまだこれからの時期なのか、超軽薄なキャラをなんとか演じており、今の状況を考えると何とも懐かしいような感じを受けますが、それもまた味のあるということで。もとは50~60年代のラジオドラマのリメイクらしいですが、何とも80年代っぽい作りと音楽がまた良いですね、心地よい、ずーっとここに入っていたい、という温泉状態ですよ。

また久しぶりにコーンヘッズを見たくなってきたよ…

「BUNKER バンカー/地底要塞」(Project 12: The Bunker)はドイツじゃなくてロシアが舞台

BUNKER バンカー/地底要塞 (字幕版)

パッケージはそれなりに纏まっていますが、ターミネーターの感じがB級感を醸し出していますな!これは期待大です!

冷戦下のロシアで秘密兵器計画があり、その詳細を探るべく、計画設計書を盗み出すため傭兵チームがロシアの地下要塞に乗り込んでいく。そこで過去の資料を探していると、謎の兵士が現れて…という感じ。

もう、出るのわかってるからあらすじ書きやすいっつーの。それは良いとして、ドイツだけかと思ったらロシアにもそういう話が…ってもうすっかり乗せられてますが。数人で乗り込んでいって、ヘッドランプもなくて手に持つ懐中電灯で進むって、もう準備できてないんじゃないのとか、そんな広大なのにもちっと人数増やさないと探しきれないんじゃないの、とか、ついに出てきたアレが銃を跳ね返す「カンカン」という音は出すけどターミネーター感が全然無いマスクつけた人みたいなのはなぜでしょう。いや、それがこの映画を楽しむコツです!そうですよ、とりあえず行っちゃって失敗したー、というのがB級映画を見る人の期待してることだから全然OK!(ホントかいな…)

こういう戦いは映画で見るものなので、世界平和が訪れることを祈っております!

「007は二度死ぬ」(You Only Live Twice)は日本が舞台

007は二度死ぬ (字幕版)

007ネタは封印と以前に書いたのですが、日本が舞台ならまた別なのと、丹波哲郎の存在感がなかなかだったので書いてみました。

アメリカとソ連の宇宙船がそれぞれ行方不明になる中、ジェームズ・ボンドは一度死んだことにされた上で、宇宙船が降りた先が日本と思われるため日本で潜入捜査を始める。協力者のタイガーに会い、秘密基地の場所を探るが…という感じ。

なんだろう、日本が出てると見てて楽しいですね。しかも今はない昔の銀座とかの映像がなんともいい感じ。タイガーやら日本女優さんの英語もなかなか、と思ったら吹き替えされてたんですね。更にいうと秘密基地の感じがもう、昔の宇宙基地的なパストフューチャー感がすごくて、これまたいい感じ。ついでにいうと、ここからもオースティン・パワーズネタが使われているんだなというシーンがあちこちに。色々楽しめますよ!

ショーン・コネリー版の書き込みはこれで打ち止めよ!(って後1作くらいしか無いし…)

「モンスターハンティング 復讐の狩人」(The Head Hunter)はなんかいい感じ

モンスターハンティング 復讐の狩人(字幕版)

ついに来た!モンスターハンター!…かと思ったらやっぱり違うやつ。モンスターがパッケージに出てないからバレちゃうね!ウフ!

山中に一人で住むハンターは、昔は娘と暮らしていたがあるモンスターに娘の命を奪われ、それからはそのモンスターを狩ることに命を掛けていた。近隣の王国より依頼を受けてモンスターハンティングにでかけ、傷だらけで帰ってくるが、自分で作った治療薬で傷がいつもより早く治る薬を持っていた。そんなある日、ついにそのモンスターを倒す依頼が来て、そのモンスターを倒すが…という感じ。

甲冑が良いですね。着てる人も最近俳優として出てきたのか、ヒゲモジャの騎士とかの役が多いようです。こちらも似合ってて良いですね。IMDB見ると、出演者は声だけ含めて3人、モンスターも途中は首だけという超低予算ではあるけど、なんか雰囲気がいいです。ストーリーも色々無理はある気がするけど、自分は好きですね。驚きのラストも「!?!」という感じで楽しめました。

この監督さん、短編で色々変なの(良い意味で)を色々作ってるようなので、この漢字で続けてほしいです!!

「ヒューマン・ハンティング」(Removed)は行っちゃだめ系

ヒューマン・ハンティング(字幕版)

うーむ、わかりやすいタイトル!いいぞ!これで見なくて良い!(いやこれから見るっつーの…)

ローリーとクリス夫婦は日常を離れるため山奥にキャンプに来たが、途中の店で若者グループに会い、そちらとは違う方でキャンプすることに。そこは人気も無いところで良いところだったが、夜が明けると夫が…という感じ。

おぉ、アレがカン二バル兄弟だったのか!IMDBでみたけどそんな役名無いんだけどな…それはおいておき、アメリカって人里離れると狂人たちが住んでる、っていう告発映画ということで良い?しかも襲われてぶらぶらして偶然〇〇ってもうちょうどよいマッチポンプ! !?そうか!? アメリカの僻地は狂人たちの住む楽園なので、普通の人は銃を持ちましょう!という啓蒙映画だったねの!それは納得(納得すな!…)

人間狩りの恐怖を味わいたいあなたにオススメ!!

「エイス・グレード 世界でいちばんクールな私へ」(Eighth Grade)はお父さんに見てほしい

エイス・グレード 世界でいちばんクールな私へ(字幕版)

レディ・バード」のスタッフが関わっているとかでいろいろ話題になっていた気がするこちら、ようやく見られました。

8年生(日本だと中2)の最後の1週間となったケイラは最も無口な子賞をもらってしまう。ネットでは他人に意見を言うような映像を上げているが、実際は意見を言うこともなく、何事にも引っ込み思案なのであった。そんなケイラをシングルファーザーのマークは暖かく対応していたが、そんなことも嫌がる年頃になっていた。高校に入る前にそんな自分を変えようと色々やってみるが…という感じ。

このあたりの少女がどんなことを考えたりしているのか、理解してはいないけど、色々悩むのは日本もアメリカも変わらないのかな、とちょっと共感しました。人間急には買われないけど、変わろうとする気持ちが大事!負けないこと、投げ出さないこと…おっともう富ヶ谷の方から…

同じような境遇のお父さんに見てもらいたい!